一昨年の映画「風立ちぬ」内で登場したこともあってか、お菓子の「シベリア」が少々ブームになった。
ヤマザキやたけや製パンでも製造している(いた?)そうだが、ここ数年の秋田県内のスーパーでは、隣の青森県の工藤パン製のシベリアをよく見かける。※この記事後半参照
最近でも売られてはいるが、ブームは落ち着いたかと思っていた。
ところが1月20日から、セブン-イレブンでこんなものが発売された。
しっとりシベリア 8%税込み160円 182kcal
製造は、他のパンや惣菜と同じく宮城県名取市のフジフーズ。要冷蔵、消費期限は2日?
公式ホームページによれば、「福島、宮城一部、秋田」の店舗限定販売。
「東北でなじみのある羊羹をカステラで挟んだ「シベリア」を、ホイップクリームを使い洋風に仕上げました。」とある。
シベリアって「東北でなじみのある」ものだろうか?
たしかに、現在では西日本方面よりも東日本のほう(むしろ東北より関東?)でより知られているようではあるが、秋田ではそれほどでもない気がする。
東北での認知度向上は、昨今の工藤パンの功績が大きいのではないだろうか。
包装では断面図で説明
一般的なシベリアに、さらにホイップクリームを1層挟んだもの。
実物はホイップクリーム層は薄い
形状は長辺が10センチ×2、短辺が6.5センチの二等辺三角形。
セブン-イレブンで売っている各種ケーキ類(フロマージュとか)と同じサイズだと思われるので、製造ラインや包装を共通化しているのでしょう。
工藤パンなど一般的なシベリアでは、スポンジの断面と表面で色が違い、表面が焼けた色になっているものだが、これは表面も断面と同じ色。
製造技術の都合なのか短辺側だけようかんが分厚くなっている
原材料欄は「こしあん、卵、砂糖、…」の順なので、あんこがいちばん多いようだ。
食べてみると、たしかにしっとりしていて、軽く食べられる。(セブン-イレブン秋田市進出時に盛んに売っていた「濃厚フロマージュ」とは対照的)
スポンジは普通のスポンジケーキのようで、ようかんは水ようかんのよう。
原材料にはちみつが使われており、その味が分かる。クリームよりも存在感がある。
はちみつとあんこの組み合わせは意外で悪くないけれど、ケーキっぽい。
工藤パンのシベリアは「和生菓子」扱いだったけれど、これはもう「洋生菓子」かと表示を見ると、
やっぱり「和生菓子」
一般的なシベリアをより現代人受けするものにした感じだろうか。
「あんこの入ったケーキ」が嫌いじゃなければ、食べてみてもいいかもしれません。※繰り返しますが福島、宮城一部、秋田限定商品です。
なお、ヤマザキでは、これと似たようなものでもっとホイップが多いものを、以前から「生シベリア」として製造している(いた?)ようだ。
【5月10日追記】その後、2015年5月14日から福島県のセブン-イレブン限定で「しっとりケーキで羊羹はさみました」が198円で発売。
見た目はこのシベリアに似ているが、クリームがやや多く(厚く)、2個1組。工藤パンのシベリアのような形状と包装。1食あたり281kcal。
ホームページには「ふくしまデスティネーションキャンペーンの記念商品です。こしあんを調理して作った羊羹をカステラでサンドした「シベリア」というお菓子をイメージしました。羊羹との相性を考えて無糖の生クリームを合わせることで口当たりも良く仕上げました。」とある。
【5月22日追記】5月22日は、秋田のセブンイレブンで「しっとりケーキで~」が売られていた。ホームページの写真よりクリームが薄く、この記事のシベリア並み? ホームページの新商品情報には出ていないが、たしか「新商品」シールが貼ってあった。
ヤマザキやたけや製パンでも製造している(いた?)そうだが、ここ数年の秋田県内のスーパーでは、隣の青森県の工藤パン製のシベリアをよく見かける。※この記事後半参照
最近でも売られてはいるが、ブームは落ち着いたかと思っていた。
ところが1月20日から、セブン-イレブンでこんなものが発売された。
しっとりシベリア 8%税込み160円 182kcal
製造は、他のパンや惣菜と同じく宮城県名取市のフジフーズ。要冷蔵、消費期限は2日?
公式ホームページによれば、「福島、宮城一部、秋田」の店舗限定販売。
「東北でなじみのある羊羹をカステラで挟んだ「シベリア」を、ホイップクリームを使い洋風に仕上げました。」とある。
シベリアって「東北でなじみのある」ものだろうか?
たしかに、現在では西日本方面よりも東日本のほう(むしろ東北より関東?)でより知られているようではあるが、秋田ではそれほどでもない気がする。
東北での認知度向上は、昨今の工藤パンの功績が大きいのではないだろうか。
包装では断面図で説明
一般的なシベリアに、さらにホイップクリームを1層挟んだもの。
実物はホイップクリーム層は薄い
形状は長辺が10センチ×2、短辺が6.5センチの二等辺三角形。
セブン-イレブンで売っている各種ケーキ類(フロマージュとか)と同じサイズだと思われるので、製造ラインや包装を共通化しているのでしょう。
工藤パンなど一般的なシベリアでは、スポンジの断面と表面で色が違い、表面が焼けた色になっているものだが、これは表面も断面と同じ色。
製造技術の都合なのか短辺側だけようかんが分厚くなっている
原材料欄は「こしあん、卵、砂糖、…」の順なので、あんこがいちばん多いようだ。
食べてみると、たしかにしっとりしていて、軽く食べられる。(セブン-イレブン秋田市進出時に盛んに売っていた「濃厚フロマージュ」とは対照的)
スポンジは普通のスポンジケーキのようで、ようかんは水ようかんのよう。
原材料にはちみつが使われており、その味が分かる。クリームよりも存在感がある。
はちみつとあんこの組み合わせは意外で悪くないけれど、ケーキっぽい。
工藤パンのシベリアは「和生菓子」扱いだったけれど、これはもう「洋生菓子」かと表示を見ると、
やっぱり「和生菓子」
一般的なシベリアをより現代人受けするものにした感じだろうか。
「あんこの入ったケーキ」が嫌いじゃなければ、食べてみてもいいかもしれません。※繰り返しますが福島、宮城一部、秋田限定商品です。
なお、ヤマザキでは、これと似たようなものでもっとホイップが多いものを、以前から「生シベリア」として製造している(いた?)ようだ。
【5月10日追記】その後、2015年5月14日から福島県のセブン-イレブン限定で「しっとりケーキで羊羹はさみました」が198円で発売。
見た目はこのシベリアに似ているが、クリームがやや多く(厚く)、2個1組。工藤パンのシベリアのような形状と包装。1食あたり281kcal。
ホームページには「ふくしまデスティネーションキャンペーンの記念商品です。こしあんを調理して作った羊羹をカステラでサンドした「シベリア」というお菓子をイメージしました。羊羹との相性を考えて無糖の生クリームを合わせることで口当たりも良く仕上げました。」とある。
【5月22日追記】5月22日は、秋田のセブンイレブンで「しっとりケーキで~」が売られていた。ホームページの写真よりクリームが薄く、この記事のシベリア並み? ホームページの新商品情報には出ていないが、たしか「新商品」シールが貼ってあった。