広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

解体/竹半/改札天井

2015-01-15 23:48:25 | 秋田の季節・風景
秋田駅周辺3つの話題。
●秋田駅前ビル解体
区画整理事業で道路ができるため、解体されることになっていた「秋田駅前ビル」。※前回の記事
11月にテナントが退出し、12月に足場が組まれて中身が出された。
 ※右側のフォーラスは解体されません

年明けから、ついに外側の解体が始まった。
リボン会館跡地側から
先に解体されて更地になった、リボン会館跡地に機械が入ってそこから壊しにかかっている。
広小路から。奥が駅

※その後はこちら。解体された跡地に、新たな「秋田駅前ビル」が建つことが分かった!


●竹半移転
通町から仲小路へ移転して、今日オープンした「竹半スポーツ」。
竹半スポーツ、サンパティオ大町とも、今日現在ホームページは更新されていない。
今日の秋田魁新報に掲載された広告によれば、25日までオープニングセールで野球用品40%OFF、その他30%OFF。所在地はカッコ書きで「※仲小路のくらたビル」としている。
千秋公園・広小路を背に。右がなかいち、左手前が明徳館ビル(明徳館高校)、左奥がくらたビル
この項の写真は12日の撮影。開店準備作業が行われていた。

2階の大きな窓に「TAKEHAN」のロゴは出ている。
しかし、外壁がそのままだったり、3階以上の美術作品がそのままだったりするのはいいとしても、壁面や屋上には「お菓子のくらた」のロゴが残る。これでは、お菓子屋さんと勘違いして入店する人がいそう。
【17日追記】開店時には、店の前のガラス(上の写真で1/15OPENと出ている付近)に沿って、届けられた生花が並んでいたとのこと。
【4月5日追記】4月5日時点でも「くらた」表記はそのまま。上の写真で「1/15OPEN」とある部分の上の壁に「TAKEHAN」のロゴは表示された。
※屋上の「くらた」は2018年11月まで残っていた。この記事後半参照。壁面はそのまま。

2階ではくらたの喫茶店時代の什器を再利用して、スポーツ用品を陳列しているように見えるものもある。(準備段階の仮置きかも?)
時間がなかったこともあるのかもしれないが、できるだけ費用をかけずに移転したかったようにも感じられる。
見るからに店舗面積が狭くも感じるが、報道によれば「店舗面積を縮小して専門性を高め」る意図で移転したのだから、それは当然。

屋上の「お菓子のくらた」看板について。
「二〇世紀ひみつ基地」に今日アップされた「「お菓子のくらたビル」に「竹半スポーツ」移転(http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-1024.html)」の写真によれば、2003年7月の屋上の看板は、現在と異なるデザイン。上下で分割されていて、上が白地に青文字で「お菓子の」、下が反転した「くらた」。
自分で撮影した写真によれば、2010年春の段階では、現在のような「く」状のデザインになっていた。

※続き(移転して空いたサンパティオ周辺の変化)はこの記事

【2018年5月26日追記】くらた跡の竹半は、2018年5月13日をもって閉店した。
店頭の掲示や公式サイトでは「移転・リューアルの為」「一時閉店」となっているが、移転先は記載されておらず、閉店後の販売や連絡先は保戸野原の町の事務所となっている。
公式ツイッターには「新しい移転先、開店時期については決まり次第ご連絡致します!」とある。
【2018年6月7日追記】閉店した跡には、貸し物件の表示が出された。この記事に写真あり。
【2018年7月19日追記】2018年7月19日付秋田魁新報に竹半の広告が出た。「新店舗アトリオン 地下1階」「8月1日 水 リニューアルOPEN」とのこと。同日時点で公式サイトには情報なし。
わずか200メートルほど移動することになるが、アトリオンの中に、こういう物販系の店が入るのはアトリオン30年の歴史の中でも少ない。
※さらにその後、2020年6月でアトリオンの店は閉店。保戸野へ移転することになった。


●改札口工事
最後は新しい話題。
1月10日から、秋田駅中央改札口で工事が始まった。
秋田駅長名の掲示
工事自体は昨年12月15日から今年4月29日。そのうち、1月10日から4月19日は、「中央改札に作業足場が設置されるため、一部自動改札がご利用できません」とのこと。
改札の外から見て、在来線側は左から3台目の出場専用、新幹線側は左端の入場専用と右端の出場専用の計3台の改札機が使えなくなるようだ。
掲示では、ご丁寧に足場設置イメージ図が出ていて、改札口前に柱が乱立するように見える。
工事開始直後の時点では、
新幹線側にでーんと足場
たしかに、新幹線側2台は足場が立ちはだかっていて通れない。乗降客は、足場の間をくぐる形で入出場することになる。

横のNEWDAYSの展示スペースも少々影響を受けている。
しかし、在来線側は足場が設置されていない。予想図のように一度に足場を複数立てるのではなく、順次移動しながら工事するということなのだろうか。
【17日追記】写真は13日撮影。その後、15日頃までには、改札口外のNEWDAYSの前方向に足場が延長され、柱の数が増えた。徐々に拡大していくということだろうか。【19日追記】18日頃には、横方向に拡大して在来線側にも延長。

在来線改札内から
駅舎の天井のカーブに合わせた階段状の足場になっている。

このほか、みどりの窓口内や改札内の各ホームへ降りる階段では、
天井に青いネットが張られている(中に足場があるのかな)
【21日追記】みどりの窓口隣の待合室、自由通路側トイレにも、同様にネットが張られている。
この影響で吹き出し口が支障されて暖房が使えないらしく、みどりの窓口や待合室には、石油ストーブ(いわゆるブルーヒーター)が複数台置かれている。待合室のテレビも撤去されている(工事に伴う一時的なものである説明書きあり)。
なお、自由通路のトイレ自体は2013年夏頃にリニューアルされている。

この工事は、掲示によれば「天井耐震補強工事」。
駅舎自体は耐震基準を満たしているはずだが、東日本大震災時の体育館などの天井板の落下を受けての補強ということだろうか。
秋田駅中央改札口では、雨漏り(この記事後半)も見られた。あと、奇妙な表示が見られる発車標もある。その辺りはどうなるでしょう。

※続きはこの記事中ほど
コメント
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