JR東日本秋田支社、奥羽本線・羽越本線・津軽線を走る701系電車のちょっとした話。
車体側面の行き先表示器は、両側面ともクモハ701形の内側寄り隅(パンタグラフ下)に設置されている。2両編成でも3両編成でも、1つの面に1つしか行き先表示がない。当初はフイルムに国鉄書体で印字したほんとうの方向幕であったが、後に(もう10年近く経つ?)3色LEDに交換されている。
N30編成の日本海側
上の写真のように、2両編成のN30編成・クモハ701-30の秋田駅で西側面の行き先表示の周りが、ちょっとおかしい。
ステンレスボディの中で、表示器の左右だけ明治チョコレートの包み紙のような茶色になっている。
ありあわせの部材でも使ったのか?
そうではなかった。2015年に奥羽本線全線開通110周年を記念して、701系の何本からにラッピングがされた(一例)。N30編成は「奥羽本線110年の歴史を振り返るギャラリー列車 壱号」となった。
その時のラッピングが、ここだけはがされずに残っているのだ。
JR東日本さんともあろうものが、はがし忘れに気づかない、気づいているのにはがさないということがあるだろうか。
意図的に残しているのかもしれない。ラッピングの耐久試験とかで??
5年近く経つわけで、
右上がめくれ始めています
【追記】その後、12月23日時点でも、そのまま。そしてその後2021年についに。
遠目の写真ではあまり目立たないかな
ところで、上の写真を見てもう1つ発見。前寄りドア(写真左)と中ドアの間の帯の下にあるべき「クモハ701-30」の番号表記がない!
ここにあるべきなのに
写真で見る限り、痕跡すら見当たらない。
701系など最近の車両は、カッティングシートの文字を貼り付けているから、経年ではがれることはあり得るが、こんなにきれいに取れるもんなのかな。
ところで、
N104編成。尾灯の位置が高いマイナーチェンジ版
この番号表記は、
白い文字
こっちも。つり革の形と配置が違うのも100番台の特徴。仙台に行って戻った経歴があるので、ドアのシールも違う
701系の番号表記は、普通は黒い文字なのに、これは白い文字。意味があるのか?
1番違いのN103編成では、
半分白、半分黒
全部黒
なーんだ。経年により黒かった文字の表面だけ徐々に落ちて、カッティングシートのシール部分が白く残るようだ。N103編成はその途中、N104編成は完全に白くなったのだった。もっと進めばN30編成のように痕跡もなくなるのか?
上の写真のクモハ701-103のように、ステンレスの地色が変化しているものも見受けられ、見た目としては美しくない。
雪や潮風を受けながら、毎日長距離を走っている701系電車。本格的な定期検査(全般検査)に入るまでは、このままなのだろうか。
車体側面の行き先表示器は、両側面ともクモハ701形の内側寄り隅(パンタグラフ下)に設置されている。2両編成でも3両編成でも、1つの面に1つしか行き先表示がない。当初はフイルムに国鉄書体で印字したほんとうの方向幕であったが、後に(もう10年近く経つ?)3色LEDに交換されている。
N30編成の日本海側
上の写真のように、2両編成のN30編成・クモハ701-30の秋田駅で西側面の行き先表示の周りが、ちょっとおかしい。
ステンレスボディの中で、表示器の左右だけ明治チョコレートの包み紙のような茶色になっている。
ありあわせの部材でも使ったのか?
そうではなかった。2015年に奥羽本線全線開通110周年を記念して、701系の何本からにラッピングがされた(一例)。N30編成は「奥羽本線110年の歴史を振り返るギャラリー列車 壱号」となった。
その時のラッピングが、ここだけはがされずに残っているのだ。
JR東日本さんともあろうものが、はがし忘れに気づかない、気づいているのにはがさないということがあるだろうか。
意図的に残しているのかもしれない。ラッピングの耐久試験とかで??
5年近く経つわけで、
右上がめくれ始めています
【追記】その後、12月23日時点でも、そのまま。そしてその後2021年についに。
ラッピングがそのままの車両といえば、弘南バスの「51301-9」号車(この記事中ほど)。
だいぶ前(2000年代前半?)に、たしか携帯電話会社のラッピング広告がされ、それが終わってからも、窓より上の車体部分が紫色のまま(下は通常塗装)、少なくとも2018年秋でも走っていた。
あちらはラッピングシールでなく、車体に塗装してしまって、塗り直していないのではないかと思う。
だいぶ前(2000年代前半?)に、たしか携帯電話会社のラッピング広告がされ、それが終わってからも、窓より上の車体部分が紫色のまま(下は通常塗装)、少なくとも2018年秋でも走っていた。
あちらはラッピングシールでなく、車体に塗装してしまって、塗り直していないのではないかと思う。
遠目の写真ではあまり目立たないかな
ところで、上の写真を見てもう1つ発見。前寄りドア(写真左)と中ドアの間の帯の下にあるべき「クモハ701-30」の番号表記がない!
ここにあるべきなのに
写真で見る限り、痕跡すら見当たらない。
701系など最近の車両は、カッティングシートの文字を貼り付けているから、経年ではがれることはあり得るが、こんなにきれいに取れるもんなのかな。
ところで、
N104編成。尾灯の位置が高いマイナーチェンジ版
この番号表記は、
白い文字
こっちも。つり革の形と配置が違うのも100番台の特徴。仙台に行って戻った経歴があるので、ドアのシールも違う
701系の番号表記は、普通は黒い文字なのに、これは白い文字。意味があるのか?
1番違いのN103編成では、
半分白、半分黒
全部黒
なーんだ。経年により黒かった文字の表面だけ徐々に落ちて、カッティングシートのシール部分が白く残るようだ。N103編成はその途中、N104編成は完全に白くなったのだった。もっと進めばN30編成のように痕跡もなくなるのか?
上の写真のクモハ701-103のように、ステンレスの地色が変化しているものも見受けられ、見た目としては美しくない。
雪や潮風を受けながら、毎日長距離を走っている701系電車。本格的な定期検査(全般検査)に入るまでは、このままなのだろうか。
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