「NHKのど自慢(以下、のど自慢)」の変化を、2015年以降何度か取り上げてきた。
2015年4月から中学生も出場可能になり、歌唱中に曲名を字幕表示(2016年からは元の歌手名も表示)。
2017年1月からオープニング曲に重ねてナレーションが入るようになり、4月からはオープニング曲のアレンジを変更し短縮。歌唱中に出場者を紹介する字幕表示。
といった具合。
2020年は、新型コロナウイルス感染症流行により、春から秋まで放送中止が続いた(代替で関連番組は多少放送)。10月に再開されたが、現地の感染状況により、直前で中止になった回も何度かあり、断続的な放送という感じ。
感染対策としての変化が生じた。
・出場者は20組から18組に。
・無観客もしくは後方に間隔を開けてわずかな観客。
・出場者が全員同時に壇上に並ぶことはなくなり、前方の観客席でマスクを着けて待機し、1人ずつステージ裏から出て、戻っていく。マイクは各自持参しそのまま持ち帰る(裏で消毒しているはず)。
・最後の特別賞とチャンピオン発表時も、出場者は観客席。壇上から発表と盾・トロフィーの提示が行われる(放送終了後に贈呈)。
・バンドのシンセサイザー2人は、ステージ下手から上手のゲスト歌手の後ろに移動。
といったところ。
昭和~平成初期ののど自慢では、(オープニングで全員出た後引っこんで)後ろから1組ずつ出て歌って退場していた。さらにオープニングでステージ上に全員整列しない時期もあったようなので、まったくの初めての形式ということではないが、どうしても異様に見える。
2021年4月18日 埼玉県加須市
さらに、2021年4月からは、コロナとは関係は薄いであろう、変化が生じている。※まだ2回しか見ていないので、見落とし・見間違いがあるかもしれません。再度変更される可能性もあるでしょう【その後の変化は末尾に追記】。
・オープニングと同時に、いきなり小田切アナウンサーがアップで映り、簡単なご当地紹介をしゃべり始める。ゲストはすでに着席していて、少し映るだけ。
・画面いっぱいの「のど自慢」のロゴは出ない(右上に小さく)。鐘のアップもなくなったか。
・オープニング曲は生演奏から、録音版に。
・小田切さんがしゃべり終わるやいなや、1組目が登場して歌い出す。続けて2番も。
・2番が歌った後、ゲストの紹介・あいさつ、ご当地紹介VTRがあって、3番以降は従来と同じ流れ。
・エンディングでものど自慢ロゴが表示されなくなる。
といった具合で、初めのほうがだいぶ変わった。
テレビ番組でよく行われる、視聴者を引きつけて逃さないための手法なのだろう。出場者の話を聞く時間は多少増えたかもしれない。
でも、日曜昼ののど自慢はかなり定着しているし、そのオープニングでチャンネルを変えるようなせっかちな視聴者は、どうやっても途中で逃げてしまうのでは。
あと、18組の出場者の流れを途中でぶった切るのもいいのか悪いのか。数年前には時間枠を拡大して25組出る回があったが、その時は中休みのように郷土芸能の披露などがあった。昭和末頃には4~5番の辺りで、今は最後にある演奏者の紹介がされたこともあった。
個人的には、オープニングが生演奏でなくなってしまったのが残念。鐘(チューブラベル)を叩く映像とその音という、のど自慢ならではの光景もなくなってしまった。
毎日もしくは毎週放送される番組で、毎回、主題歌を生で演奏・歌唱する番組はとても少ないはず。ほかには「森田一義アワー 笑っていいとも!」(タモリ氏が歌っていたのは2000年春まで)と、NHK「新・BS日本のうた(収録だが毎回生演奏)」くらいかも。
最後のチャンピオン発表時のドラムロール~ファンファーレとエンディング曲(オープニングと同じ)は、引き続き生演奏。
のど自慢は、全国巡回、視聴者参加、公開放送という、感染症流行下では特に苦労が多い番組だと思う。今後はどうなっていくだろう。
ここで昨年秋の、中断再開後に戻る。
おそらくその時に、明確ではないが変化が生じているのに気付いた。舞台下手にある、バンドのグランドピアノのこと。※音楽、楽器についてはまったく素人です。憶測もあるのであしからず。
昨年秋以降、ピアノが妙に小さい回がある。上の画像でも確認できる。
ステージの広さやカメラの配置、ズーム倍率によって、見えかたが違うことはあるが、そういう誤差じゃなく明らかに小さい、というか奥行きが極端に短い。
これまでは「グランドピアノってこんなに長いんだ」と思うことが多かったのに。
2020年11月22日 福井県越前市は長いピアノ
加須市はすごく短いピアノ?
最初、ステージ用ではない、金持ちの家にあるような(?)家庭用グランドピアノでも使っているのかと思った。
ところが、11月8日の兵庫県加古川市で使われた小さいピアノでは、側面に「Roland」のロゴ。日本の著名な電子楽器メーカー。
それで分かった。弦のあるアコースティックなピアノではなく、グランドピアノ型の電子ピアノだったのだ。ローランドの公式サイトでは「デジタル・グランドピアノ」と称している。【2022年11月20日補足・譜面台が大きく(幅も高さも?)目立つ気がしたが、本体の譜面台の上に、別に大きな板状のものを置いているようだ。】
電子ピアノといえば、シンセサイザーのようなキーボード部分だけのものとか、それに脚が一体化したような形状(家庭用?)がよく知られていると思うが、グランドを小さくした形の電子ピアノも存在するのは知っていた。
「新・BS日本のうた」など歌手が歌う歌番組のバックバンドではだいぶ前から見かけていた。
秋田県鹿角市の湯瀬ホテルのラウンジでは、その実物が自動演奏しているのを間近で見た。Rolandのロゴに気付かなければ、素人には普通のピアノと信じて疑わない、リアルな音色だった。
今の電子ピアノは、88鍵すべての音をサンプリングし、キータッチなど操作感(演奏感?)も改良が進み、アコースティックピアノに遜色ないレベルになっているようだ。
だから、のど自慢で電子ピアノが使われても、不思議ではない。むしろどうしてこれまで使っていなかったのか。
ステージで歌ったことなどない者の憶測だけど、ステージ上で聞こえる伴奏の音は、たぶん放送で聞くのとは違うのだと思う。カラオケ屋で歌うのとは感覚が違い、戸惑う出場者もいるのではないか。そんな時、ピアノのアコースティックな生音なら聞き取りやすく、不慣れな素人が歌う助けになるからかも、などと思っていた。
一方、アコースティックピアノを使うのは苦労があることだろう。
今ののど自慢は、市民会館など音楽ホール機能を備えた会場からの放送が多い。そういうところでは、自前のグランドピアノを所有しているから、それを借りているのだろうか。でも、ピアノがない会場など、NHKが用意して搬入するのならば、それなりの費用と手間がかかるが、電子ピアノならだいぶ軽減されるのではないだろうか。
【19日追記・近年使われるアコースティックのグランドピアノのメーカーは、スタインウェイ(昔はなかったと思うがいつの間にか増えた)とヤマハが多く、たまにカワイやボストン(スタインウェイの別ブランドらしい)という感じ。まれに白いピアノのこともある。】
放送の技術面。アコースティックピアノでは、フタのすき間から中にマイクを入れて音を拾っていて、その準備調整も必要。電子ピアノなら、おそらくマイク不要で端子をつなげばいいから楽そう。
電子ピアノ化で、ある程度は費用削減と省力化になっているのではないか。
※秋田市のアトリオン音楽ホールの、ヤマハのコンサートグランドピアノが今年更新されたそうで、脚を外して梱包して縦にして搬入していた。また、ヤマハのグランドピアノは大きいもの(アトリオンがこれか)で400kg。ローランドのデジタル・グランドピアノは148kgとアップライトピアノよりも50kgほど軽いそうだ。
【5月21日追記】アコースティックな楽器で出せる音を、わざわざ電力を使って電子楽器化しなくても、という環境面からの否定的意見もある。しかし、運搬時の燃料消費も含めて考えると、もしかしたらトータルでは電子楽器のほうが環境負荷が小さい、ということもあるかもしれない。
電子ピアノが使われるのは、毎回ではない。2回に1回弱の割合。
のど自慢のバンドは、NHKのブロックごと(北海道、東北、関東甲信越、…、九州)に違い、基本的にそのエリアを拠点に活動する演奏者が担当する。
しかし、ピアノだけは全国共通で、2人が隔週で担当している。そのピアノの人が、編曲・バンドマスターも兼ねる。ただし、大阪放送局の近畿ブロックは例外で、編曲は同じお二人だそうだが演奏はせず、ピアノ奏者は地元の人、バンドマスターはドラムの人。
編曲・ピアノは、宮下博次、西原 悟の両氏。
平成初期、アコーディオンがなくなった時から、たぶんずっと担当されている【2022年11月7日補足・当初は宮下氏のみが毎週担当し、後に西原氏が加わったらしい】【2023年8月4日補足・2001年5月時点では西原氏が出演していたのを確認。】【2023年8月14日追記・同日付文春オンラインによれば、西原氏は1999年から担当したとのこと。】。予選で素人200人以上【2022年11月7日補足・コロナ以前は250、コロナ後は180人】相手に演奏した後、予選通過した素人と音合わせして、一晩で素人に合った譜面を作らねばならず、しかも生放送でたいへんそう。演奏者紹介で「ピアノ」だけで済ませるのは失礼な気もする。
これまで電子ピアノが使われたのは、上記兵庫県のほかは、いずれも宮下氏担当回。兵庫も、ローテーションからすれば編曲は宮下先生回のはず。
宮下先生でも、3月21日の鹿児島県奄美市と4月4日の岡山県高梁市では、アコースティックが使われた。
奄美市は離島なので、電子ピアノの手配ができなかったか、輸送が困難もしくはあまりに高額だったのか。岡山は想像できない。
2人の編曲・奏者の希望または方針で、「できれば電子ピアノ」もしくは「必ずアコースティックピアノ」となっているのだろうか。【19日追記・奏者が違う近畿でも使ったということからすれば、番組側としては電子ピアノで済ませたいのかも。西原先生の意向でアコースティックなのかも。】【末尾の追記の通り、その後西原氏も電子ピアノを使うようになった。】
電子ピアノを備える会場はあまりないだろうから、NHK側で調達するのだろう。兵庫ではRolandロゴ入りだったが、そのほかの電子ピアノ回では、側面にロゴは確認できなかった。ローランドでもそういう機種があるのか、ヤマハなど他社製なのか。【19日追記・ローランドのGP609という機種が、外観、ロゴが側面になし、上位機種という点から該当しそう。100万円ほど。なお、ヤマハでは完全に競合するような商品はなさそう。】
まったくの素人考えだが、デジタルピアノの演奏をデジタル放送で視聴している場合、ピアノから発せられた音(というかデータ)がデジタル信号のまま、自宅のテレビまで届き、そこで初めてアナログ化されてスピーカーから聞こえているのかもしれない。
そんなことを考えつつ、意識して電子ピアノ回ののど自慢を聞くと、どこか作り物っぽい感じ…はしなくて、どう耳をこらしても普通のピアノの音。強いて言えばやや響きが少なく硬い音色がした…のは素人の思いこみでしょう。
【追記】この後、感染拡大で1か月半、番組が中断。6月6日の新潟県上越市で再開された。
オープンニングは小田切さんのあいさつと同時に、鐘が鳴るので、鐘のアップなし。その次が、若干変更。
小田切さんの口上の中で、歌手も紹介(カメラが切り替わる)されるようになった。以降、変わらず1番2番が歌って、地元紹介、3番の順。
この回は西原氏の編曲・ピアノだったのだが、初めてデジタルグランドピアノを使っていた。これまでと同型と思われる、側面にロゴがない機種。西原氏は、わりとピアノの音が前面に出る編曲・演奏をされる(と素人は感じる)けれど、それでもアコースティックと区別できない音色。
6月13日は中止。
6月20日は福井県高浜町。西原氏がアコースティックピアノを演奏。
構成が若干変更。オープニングでゲスト歌手が再び映らなくなり(名前の字幕のみ)、1番歌唱後、ゲスト紹介・あいさつとなった。ご当地紹介は2番の後で変わらず。
また、合格者には「お名前」だけを聞き、「おところ」を聞かなく・言わなくなった。今回は、従来どおり住所(市町村名)を言ってしまった合格者がいたが、小田切さんは特にいじらずスルー。最後の合格者には「おところとお名前を」と言いかけて、「お名前」と尋ね直していた。
6月27日は山形県南陽市。宮下氏がアコースティックピアノ。合格者はお名前のみ等、前週と変化なし。
※チャンピオン発表のドラムロールの時、宮下先生が画面隅に少し映った。立ち上がって、指揮をするようにして、バンドに始まりのタイミングを指示していた。歌と同じように、ヘッドセットのマイクで指示しているかと思ったが違った。ということは、ドラムロールに続くファンファーレには、ピアノの音は鳴っていないということか? (かつてのオープニングと)エンディング曲の終わりの締めは、座ったままで手で指示しているので、ファンファーレの終わりも同じはず。
7月4日長崎県島原市、西原氏、アコースティック。
7月11日茨城県牛久市、宮下氏、デジタル。途中、映像が数秒フリーズするトラブルがあり、字幕でおわび。みんなのうたの「赤鬼と青鬼のタンゴ(尾藤イサオ)」を歌った人がいた。
オリンピック・パラリンピック等があって、この次は9月12日兵庫県姫路市中止。
3か月ぶりの再開は、10月3日北海道北斗市、宮下氏、アコースティック。
久しぶりということなのか、冒頭でゲスト紹介あり。ご当地紹介は2組目の後。合格者はやはり「お名前」だけ聞くが、おところも答える人が多い。
北海道からののど自慢はもともと年度に3回程度と少ないが、コロナ中断があって、実に2年2か月ぶりとのこと。バンドのベースの人が交代していて、他エリアも含めて初の女性ベーシスト。北海道バンドはここ何年かで、シンセサイザー以外が入れ替わっているが、ドラムとベースの人はなかなか情熱的な演奏。
10月10日佐賀県武雄市、西原氏、アコースティック。冒頭でゲスト紹介。
10月17日滋賀県大津市、近畿なので地元奏者(編曲は宮下氏のはず)、アコースティック。
10月24日山梨県昭和町、西原氏、デジタル。
10月31日鳥取県米子市、宮下氏、アコースティック。
11月7日千葉市、西原氏、アコースティック。
11月14日富山県黒部市、宮下氏、アコースティック。
11月21日岩手県矢巾町、西原氏、アコースティック。
11月28日栃木県小山市、宮下氏、アコースティック。
12月5日和歌山市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
12月12日熊本市、宮下氏、アコースティック。放送中に関東地方で地震が発生したため、途中で打ち切り、後日改めて放送に。→1月9日の定時に放送。もともとのど自慢の予定がない日だったようで、時期的にマラソン・駅伝中継の予定でもあったかと思うが、それはどうするのでしょう。
12月19日静岡県下田市、西原氏、アコースティック。
2022年
3月13日福島県田村市、宮下氏、デジタル。
3か月ぶりの放送再開であり、田村市は2011年の同時にのど自慢開催予定だったのが東日本大震災発生で中止となり、11年ぶりの開催。
3月20日那覇市、西原氏、アコースティック。
3月27日神奈川県小田原市、宮下氏、アコースティック。
4月3日滋賀県東近江市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
4月10日高知県須崎市、宮下氏、アコースティック。
4月17日宮崎県高千穂町、西原氏、アコースティック。
4月24日山形県河北町、宮下氏、アコースティック。
5月1日石川県野々市市、西原氏、アコースティック。
5月4日(水)には「NHKのど自慢チャンピオン大会2022」が、17時00分から1時間生放送。毎年そうだがバックバンドの指揮は宮下氏、編曲は宮下・西原両氏に加え、今回は「齋藤真也」氏がクレジット。
5月8日栃木県那須塩原市、宮下氏、アコースティック。※チャンピオン大会が入っても、ローテーション変わらず。
5月15日北海道函館市、西原氏、アコースティック。
5月22日鹿児島県東串良町、宮下氏、アコースティック。地震発生のため、途中でニュースに。6月4日・土曜日10時30分から改めて放送。
5月29日島根県川本町、西原氏、アコースティック。
6月5日静岡県富士宮市、宮下氏、アコースティック。
6月12日奈良県田原本町、近畿なので地元奏者、アコースティック。
6月19日神奈川県平塚市、宮下氏、アコースティック。
6月26日北海道室蘭市、西原氏、アコースティック。のど自慢初出演のゲスト・家入レオ「サブリナ」は、生バンド演奏(イントロのコーラス部分はカラオケ)。
7月3日福岡県柳川市、宮下氏、アコースティック。
7月10日愛媛県今治市、西原氏、アコースティック。
7月17日埼玉県三郷市、宮下氏、アコースティック。
7月24日大阪府泉佐野市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
7月31日北海道岩内町、宮下氏、アコースティック。のど自慢初出演のゲスト・大黒摩季「ら・ら・ら」は、生バンド演奏。たまたまかもしれないが、北海道バンドはゲストの歌に伴奏することが多い。また、他地域も含めて、宮下氏がゲストの伴奏(編曲もってことかな)をしたのは、(少なくとも近年では)初めてか。
※北海道からの放送は年度に3回で、年度前半に多い傾向(冬の悪天候に巻きこまれないためかも?)。したがって、2022年度は今回が最後。【9月18日訂正・9月25日に帯広市からの放送がありました。】
8月7日岩手県宮古市、西原氏、アコースティック。
8月14日東京都日野市、宮下氏、アコースティック。
8月21日沖縄県石垣市、西原氏、アコースティック。
8月28日山口県周南市、宮下氏、アコースティック。
9月4日福島県南会津町、西原氏、アコースティック。※ステージのセットについて。
9月11日茨城県小美玉市、宮下氏、アコースティック。
9月18日京都府長岡京市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
9月25日北海道帯広市、宮下氏、アコースティック。
10月2日佐賀県江北町、西原氏、アコースティック。
10月9日秋田県男鹿市、宮下氏、アコースティック。
10月16日兵庫県姫路市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
※2022年3月以降、デジタルグランドピアノは使われていないので、毎週の追記はここまでとします。【11月20日に8か月ぶりにデジタルピアノが使われた。続きの記事にて→】アコースティックピアノについての記事。
2015年4月から中学生も出場可能になり、歌唱中に曲名を字幕表示(2016年からは元の歌手名も表示)。
2017年1月からオープニング曲に重ねてナレーションが入るようになり、4月からはオープニング曲のアレンジを変更し短縮。歌唱中に出場者を紹介する字幕表示。
といった具合。
2020年は、新型コロナウイルス感染症流行により、春から秋まで放送中止が続いた(代替で関連番組は多少放送)。10月に再開されたが、現地の感染状況により、直前で中止になった回も何度かあり、断続的な放送という感じ。
感染対策としての変化が生じた。
・出場者は20組から18組に。
・無観客もしくは後方に間隔を開けてわずかな観客。
・出場者が全員同時に壇上に並ぶことはなくなり、前方の観客席でマスクを着けて待機し、1人ずつステージ裏から出て、戻っていく。マイクは各自持参しそのまま持ち帰る(裏で消毒しているはず)。
・最後の特別賞とチャンピオン発表時も、出場者は観客席。壇上から発表と盾・トロフィーの提示が行われる(放送終了後に贈呈)。
・バンドのシンセサイザー2人は、ステージ下手から上手のゲスト歌手の後ろに移動。
といったところ。
昭和~平成初期ののど自慢では、(オープニングで全員出た後引っこんで)後ろから1組ずつ出て歌って退場していた。さらにオープニングでステージ上に全員整列しない時期もあったようなので、まったくの初めての形式ということではないが、どうしても異様に見える。
2021年4月18日 埼玉県加須市
さらに、2021年4月からは、コロナとは関係は薄いであろう、変化が生じている。※まだ2回しか見ていないので、見落とし・見間違いがあるかもしれません。再度変更される可能性もあるでしょう【その後の変化は末尾に追記】。
・オープニングと同時に、いきなり小田切アナウンサーがアップで映り、簡単なご当地紹介をしゃべり始める。ゲストはすでに着席していて、少し映るだけ。
・画面いっぱいの「のど自慢」のロゴは出ない(右上に小さく)。鐘のアップもなくなったか。
・オープニング曲は生演奏から、録音版に。
・小田切さんがしゃべり終わるやいなや、1組目が登場して歌い出す。続けて2番も。
・2番が歌った後、ゲストの紹介・あいさつ、ご当地紹介VTRがあって、3番以降は従来と同じ流れ。
・エンディングでものど自慢ロゴが表示されなくなる。
といった具合で、初めのほうがだいぶ変わった。
テレビ番組でよく行われる、視聴者を引きつけて逃さないための手法なのだろう。出場者の話を聞く時間は多少増えたかもしれない。
でも、日曜昼ののど自慢はかなり定着しているし、そのオープニングでチャンネルを変えるようなせっかちな視聴者は、どうやっても途中で逃げてしまうのでは。
あと、18組の出場者の流れを途中でぶった切るのもいいのか悪いのか。数年前には時間枠を拡大して25組出る回があったが、その時は中休みのように郷土芸能の披露などがあった。昭和末頃には4~5番の辺りで、今は最後にある演奏者の紹介がされたこともあった。
個人的には、オープニングが生演奏でなくなってしまったのが残念。鐘(チューブラベル)を叩く映像とその音という、のど自慢ならではの光景もなくなってしまった。
毎日もしくは毎週放送される番組で、毎回、主題歌を生で演奏・歌唱する番組はとても少ないはず。ほかには「森田一義アワー 笑っていいとも!」(タモリ氏が歌っていたのは2000年春まで)と、NHK「新・BS日本のうた(収録だが毎回生演奏)」くらいかも。
最後のチャンピオン発表時のドラムロール~ファンファーレとエンディング曲(オープニングと同じ)は、引き続き生演奏。
のど自慢は、全国巡回、視聴者参加、公開放送という、感染症流行下では特に苦労が多い番組だと思う。今後はどうなっていくだろう。
ここで昨年秋の、中断再開後に戻る。
おそらくその時に、明確ではないが変化が生じているのに気付いた。舞台下手にある、バンドのグランドピアノのこと。※音楽、楽器についてはまったく素人です。憶測もあるのであしからず。
昨年秋以降、ピアノが妙に小さい回がある。上の画像でも確認できる。
ステージの広さやカメラの配置、ズーム倍率によって、見えかたが違うことはあるが、そういう誤差じゃなく明らかに小さい、というか奥行きが極端に短い。
これまでは「グランドピアノってこんなに長いんだ」と思うことが多かったのに。
2020年11月22日 福井県越前市は長いピアノ
加須市はすごく短いピアノ?
最初、ステージ用ではない、金持ちの家にあるような(?)家庭用グランドピアノでも使っているのかと思った。
ところが、11月8日の兵庫県加古川市で使われた小さいピアノでは、側面に「Roland」のロゴ。日本の著名な電子楽器メーカー。
それで分かった。弦のあるアコースティックなピアノではなく、グランドピアノ型の電子ピアノだったのだ。ローランドの公式サイトでは「デジタル・グランドピアノ」と称している。【2022年11月20日補足・譜面台が大きく(幅も高さも?)目立つ気がしたが、本体の譜面台の上に、別に大きな板状のものを置いているようだ。】
電子ピアノといえば、シンセサイザーのようなキーボード部分だけのものとか、それに脚が一体化したような形状(家庭用?)がよく知られていると思うが、グランドを小さくした形の電子ピアノも存在するのは知っていた。
「新・BS日本のうた」など歌手が歌う歌番組のバックバンドではだいぶ前から見かけていた。
秋田県鹿角市の湯瀬ホテルのラウンジでは、その実物が自動演奏しているのを間近で見た。Rolandのロゴに気付かなければ、素人には普通のピアノと信じて疑わない、リアルな音色だった。
今の電子ピアノは、88鍵すべての音をサンプリングし、キータッチなど操作感(演奏感?)も改良が進み、アコースティックピアノに遜色ないレベルになっているようだ。
だから、のど自慢で電子ピアノが使われても、不思議ではない。むしろどうしてこれまで使っていなかったのか。
ステージで歌ったことなどない者の憶測だけど、ステージ上で聞こえる伴奏の音は、たぶん放送で聞くのとは違うのだと思う。カラオケ屋で歌うのとは感覚が違い、戸惑う出場者もいるのではないか。そんな時、ピアノのアコースティックな生音なら聞き取りやすく、不慣れな素人が歌う助けになるからかも、などと思っていた。
一方、アコースティックピアノを使うのは苦労があることだろう。
今ののど自慢は、市民会館など音楽ホール機能を備えた会場からの放送が多い。そういうところでは、自前のグランドピアノを所有しているから、それを借りているのだろうか。でも、ピアノがない会場など、NHKが用意して搬入するのならば、それなりの費用と手間がかかるが、電子ピアノならだいぶ軽減されるのではないだろうか。
【19日追記・近年使われるアコースティックのグランドピアノのメーカーは、スタインウェイ(昔はなかったと思うがいつの間にか増えた)とヤマハが多く、たまにカワイやボストン(スタインウェイの別ブランドらしい)という感じ。まれに白いピアノのこともある。】
放送の技術面。アコースティックピアノでは、フタのすき間から中にマイクを入れて音を拾っていて、その準備調整も必要。電子ピアノなら、おそらくマイク不要で端子をつなげばいいから楽そう。
電子ピアノ化で、ある程度は費用削減と省力化になっているのではないか。
※秋田市のアトリオン音楽ホールの、ヤマハのコンサートグランドピアノが今年更新されたそうで、脚を外して梱包して縦にして搬入していた。また、ヤマハのグランドピアノは大きいもの(アトリオンがこれか)で400kg。ローランドのデジタル・グランドピアノは148kgとアップライトピアノよりも50kgほど軽いそうだ。
【5月21日追記】アコースティックな楽器で出せる音を、わざわざ電力を使って電子楽器化しなくても、という環境面からの否定的意見もある。しかし、運搬時の燃料消費も含めて考えると、もしかしたらトータルでは電子楽器のほうが環境負荷が小さい、ということもあるかもしれない。
電子ピアノが使われるのは、毎回ではない。2回に1回弱の割合。
のど自慢のバンドは、NHKのブロックごと(北海道、東北、関東甲信越、…、九州)に違い、基本的にそのエリアを拠点に活動する演奏者が担当する。
しかし、ピアノだけは全国共通で、2人が隔週で担当している。そのピアノの人が、編曲・バンドマスターも兼ねる。ただし、大阪放送局の近畿ブロックは例外で、編曲は同じお二人だそうだが演奏はせず、ピアノ奏者は地元の人、バンドマスターはドラムの人。
編曲・ピアノは、宮下博次、西原 悟の両氏。
平成初期、アコーディオンがなくなった時から、たぶんずっと担当されている【2022年11月7日補足・当初は宮下氏のみが毎週担当し、後に西原氏が加わったらしい】【2023年8月4日補足・2001年5月時点では西原氏が出演していたのを確認。】【2023年8月14日追記・同日付文春オンラインによれば、西原氏は1999年から担当したとのこと。】。予選で素人200人以上【2022年11月7日補足・コロナ以前は250、コロナ後は180人】相手に演奏した後、予選通過した素人と音合わせして、一晩で素人に合った譜面を作らねばならず、しかも生放送でたいへんそう。演奏者紹介で「ピアノ」だけで済ませるのは失礼な気もする。
これまで電子ピアノが使われたのは、上記兵庫県のほかは、いずれも宮下氏担当回。兵庫も、ローテーションからすれば編曲は宮下先生回のはず。
宮下先生でも、3月21日の鹿児島県奄美市と4月4日の岡山県高梁市では、アコースティックが使われた。
奄美市は離島なので、電子ピアノの手配ができなかったか、輸送が困難もしくはあまりに高額だったのか。岡山は想像できない。
2人の編曲・奏者の希望または方針で、「できれば電子ピアノ」もしくは「必ずアコースティックピアノ」となっているのだろうか。【19日追記・奏者が違う近畿でも使ったということからすれば、番組側としては電子ピアノで済ませたいのかも。西原先生の意向でアコースティックなのかも。】【末尾の追記の通り、その後西原氏も電子ピアノを使うようになった。】
電子ピアノを備える会場はあまりないだろうから、NHK側で調達するのだろう。兵庫ではRolandロゴ入りだったが、そのほかの電子ピアノ回では、側面にロゴは確認できなかった。ローランドでもそういう機種があるのか、
まったくの素人考えだが、デジタルピアノの演奏をデジタル放送で視聴している場合、ピアノから発せられた音(というかデータ)がデジタル信号のまま、自宅のテレビまで届き、そこで初めてアナログ化されてスピーカーから聞こえているのかもしれない。
そんなことを考えつつ、意識して電子ピアノ回ののど自慢を聞くと、どこか作り物っぽい感じ…はしなくて、どう耳をこらしても普通のピアノの音。強いて言えばやや響きが少なく硬い音色がした…のは素人の思いこみでしょう。
【追記】この後、感染拡大で1か月半、番組が中断。6月6日の新潟県上越市で再開された。
オープンニングは小田切さんのあいさつと同時に、鐘が鳴るので、鐘のアップなし。その次が、若干変更。
小田切さんの口上の中で、歌手も紹介(カメラが切り替わる)されるようになった。以降、変わらず1番2番が歌って、地元紹介、3番の順。
この回は西原氏の編曲・ピアノだったのだが、初めてデジタルグランドピアノを使っていた。これまでと同型と思われる、側面にロゴがない機種。西原氏は、わりとピアノの音が前面に出る編曲・演奏をされる(と素人は感じる)けれど、それでもアコースティックと区別できない音色。
6月13日は中止。
6月20日は福井県高浜町。西原氏がアコースティックピアノを演奏。
構成が若干変更。オープニングでゲスト歌手が再び映らなくなり(名前の字幕のみ)、1番歌唱後、ゲスト紹介・あいさつとなった。ご当地紹介は2番の後で変わらず。
また、合格者には「お名前」だけを聞き、「おところ」を聞かなく・言わなくなった。今回は、従来どおり住所(市町村名)を言ってしまった合格者がいたが、小田切さんは特にいじらずスルー。最後の合格者には「おところとお名前を」と言いかけて、「お名前」と尋ね直していた。
6月27日は山形県南陽市。宮下氏がアコースティックピアノ。合格者はお名前のみ等、前週と変化なし。
※チャンピオン発表のドラムロールの時、宮下先生が画面隅に少し映った。立ち上がって、指揮をするようにして、バンドに始まりのタイミングを指示していた。歌と同じように、ヘッドセットのマイクで指示しているかと思ったが違った。ということは、ドラムロールに続くファンファーレには、ピアノの音は鳴っていないということか? (かつてのオープニングと)エンディング曲の終わりの締めは、座ったままで手で指示しているので、ファンファーレの終わりも同じはず。
7月4日長崎県島原市、西原氏、アコースティック。
7月11日茨城県牛久市、宮下氏、デジタル。途中、映像が数秒フリーズするトラブルがあり、字幕でおわび。みんなのうたの「赤鬼と青鬼のタンゴ(尾藤イサオ)」を歌った人がいた。
オリンピック・パラリンピック等があって、この次は
3か月ぶりの再開は、10月3日北海道北斗市、宮下氏、アコースティック。
北海道からののど自慢はもともと年度に3回程度と少ないが、コロナ中断があって、実に2年2か月ぶりとのこと。バンドのベースの人が交代していて、他エリアも含めて初の女性ベーシスト。北海道バンドはここ何年かで、シンセサイザー以外が入れ替わっているが、ドラムとベースの人はなかなか情熱的な演奏。
10月10日佐賀県武雄市、西原氏、アコースティック。冒頭でゲスト紹介。
10月17日滋賀県大津市、近畿なので地元奏者(編曲は宮下氏のはず)、アコースティック。
10月24日山梨県昭和町、西原氏、デジタル。
10月31日鳥取県米子市、宮下氏、アコースティック。
11月7日千葉市、西原氏、アコースティック。
11月14日富山県黒部市、宮下氏、アコースティック。
11月21日岩手県矢巾町、西原氏、アコースティック。
11月28日栃木県小山市、宮下氏、アコースティック。
12月5日和歌山市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
12月12日熊本市、宮下氏、アコースティック。放送中に関東地方で地震が発生したため、途中で打ち切り、後日改めて放送に。→1月9日の定時に放送。もともとのど自慢の予定がない日だったようで、時期的にマラソン・駅伝中継の予定でもあったかと思うが、それはどうするのでしょう。
12月19日静岡県下田市、西原氏、アコースティック。
2022年
3月13日福島県田村市、宮下氏、デジタル。
3か月ぶりの放送再開であり、田村市は2011年の同時にのど自慢開催予定だったのが東日本大震災発生で中止となり、11年ぶりの開催。
3月20日那覇市、西原氏、アコースティック。
3月27日神奈川県小田原市、宮下氏、アコースティック。
4月3日滋賀県東近江市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
4月10日高知県須崎市、宮下氏、アコースティック。
4月17日宮崎県高千穂町、西原氏、アコースティック。
4月24日山形県河北町、宮下氏、アコースティック。
5月1日石川県野々市市、西原氏、アコースティック。
5月4日(水)には「NHKのど自慢チャンピオン大会2022」が、17時00分から1時間生放送。毎年そうだがバックバンドの指揮は宮下氏、編曲は宮下・西原両氏に加え、今回は「齋藤真也」氏がクレジット。
5月8日栃木県那須塩原市、宮下氏、アコースティック。※チャンピオン大会が入っても、ローテーション変わらず。
5月15日北海道函館市、西原氏、アコースティック。
5月22日鹿児島県東串良町、宮下氏、アコースティック。地震発生のため、途中でニュースに。6月4日・土曜日10時30分から改めて放送。
5月29日島根県川本町、西原氏、アコースティック。
6月5日静岡県富士宮市、宮下氏、アコースティック。
6月12日奈良県田原本町、近畿なので地元奏者、アコースティック。
6月19日神奈川県平塚市、宮下氏、アコースティック。
6月26日北海道室蘭市、西原氏、アコースティック。のど自慢初出演のゲスト・家入レオ「サブリナ」は、生バンド演奏(イントロのコーラス部分はカラオケ)。
7月3日福岡県柳川市、宮下氏、アコースティック。
7月10日愛媛県今治市、西原氏、アコースティック。
7月17日埼玉県三郷市、宮下氏、アコースティック。
7月24日大阪府泉佐野市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
7月31日北海道岩内町、宮下氏、アコースティック。のど自慢初出演のゲスト・大黒摩季「ら・ら・ら」は、生バンド演奏。たまたまかもしれないが、北海道バンドはゲストの歌に伴奏することが多い。また、他地域も含めて、宮下氏がゲストの伴奏(編曲もってことかな)をしたのは、(少なくとも近年では)初めてか。
8月7日岩手県宮古市、西原氏、アコースティック。
8月14日東京都日野市、宮下氏、アコースティック。
8月21日沖縄県石垣市、西原氏、アコースティック。
8月28日山口県周南市、宮下氏、アコースティック。
9月4日福島県南会津町、西原氏、アコースティック。※ステージのセットについて。
9月11日茨城県小美玉市、宮下氏、アコースティック。
9月18日京都府長岡京市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
9月25日北海道帯広市、宮下氏、アコースティック。
10月2日佐賀県江北町、西原氏、アコースティック。
10月9日秋田県男鹿市、宮下氏、アコースティック。
10月16日兵庫県姫路市、近畿なので地元奏者、アコースティック。
※2022年3月以降、デジタルグランドピアノは使われていないので、毎週の追記はここまでとします。【11月20日に8か月ぶりにデジタルピアノが使われた。続きの記事にて→】アコースティックピアノについての記事。
最近は番外や総集編が総合オンリーでやる(ラジオは穴埋め番組「上坂すみれのマジカルポップツアー」の使いまわし)から、それだとばかり。
入場が無いから思い切ってカットしたのでしょうがアフターコロナには戻したほうが。
秋山キセイ先生も仕事が減りますし…
タクシー表示板関係の資料等が揃いました。
連続で受け売りはあれなんですが、まとめて大丈夫でしょうか。
たしかに初めて見た時は、特番に変更されたのかと勘違いし、その後事実を知ってショックでした。
変わらないのがいいのか、少しは変わるべきなのか。
人が違えば着眼点も違うもの、どうぞご自由にやってくださいな。
昭和終わり頃から平成初期にのど自慢の歌を最初に出場者全員で歌ってのど慣ししてた記憶があります。
このまちがすきだから~で始まる歌かと思います。
以前の記事で少し触れていますが、「のど自慢の歌(作詞作曲:中山大三郎)」ですね。
短い歌とはいえ、たしか当時は25組出場、放送時間的にはタイトだったことでしょう。歌った後、何も聞かれずに引っこんでいく人も多かったです。
ピアノですが、会場に立派なコンサートグランドがあったとしても、アルコールで拭くことは出来ませんし(象牙の白鍵、黒檀の黒鍵は特に)、電子楽器が何かと便利なのだろう、と思って視聴していました。
早くコロナ終息、普通ののど自慢を!と願います。
今の開催方法も、すっかり定着してしまいましたが、ステージ上は寂しいですね。
予選参加者は250組だったのが180組に減らされ、予選通過者には電話で連絡しているそうです。参加者・NHKとも、大変でしょう。