
☆治療薬やワクチン誕生への期待が高まるが完成はされてない
☆治療薬、ワクチンとも現時点で「特効薬」はない状況にある
☆現実を直視し警戒と予防を怠ってはならない

☆厚生労働省は、新型コロナ治療薬「レムデシビル」を承認した
*通常、承認を得るには1年程度かかるが、「3日」間で承認
☆米国の製薬会社が開発した抗ウイルス薬
*もともとは「エボラ出血熱」の治療に使われていた
☆ウイルスの遺伝子に働きかけて、増殖を止める作用を持つ
☆使用対象は、酸素吸入が必要とされるような重症患者に限定

☆新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の臨床試験
*6月中に治験終了する予定だった
*感染者数が急減し、治験し参加者数が目標に届いていない
*承認手続きがさらに遅れる可能性がある
☆アビガンもウイルスの遺伝子に作用する
*抗ウイルス剤で、インフルエンザ治療薬
*アビガンも、エボラ出血熱で効果を発揮した
*国内では、政府が世界的大流行に備えて備蓄している
*副作用として、胎児に奇形を生じるリスクなどは知られている

☆米バイオベンチャーが開発を進めるワクチン
*今夏にも最終試験を実施予定で先頭を走る
*トランプ米大統領は、年内の供給を目指すとしている
*実用化はまだ先のようだ
☆国内でもワクチンを扱うメーカー出遅れ気味
*安倍首相もワクチン開発の進捗について述べる
(早ければ7月には治験が開始できる)

☆PCR検査、遺伝子増幅検査で数時間かかっていた
☆「抗原検査」でも確定診断ができるようになった
*抗原検査キットは、30分で結果が得られる
☆「抗体検査」には注意が必要
*新型コロナの抗体を獲得しているかを判別できるというが
*抗体がきちんと働くかは別問題
*抗体検査キットの精度も製品でまちまち
(未だ研究の途上にあるのが実情)
(敬称略)


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新治療薬&ワクチン開発で「コロナ」絶て
(『THEMIS6月号』記事、ネットより画像引用)