

☆『夜と霧』が、読み継がれていくべき作品になった背景
*未来を信じることがいかに大切であるかを教えてくれる
☆フランクルは、収容所に入れられる以前より
*人生の意味を見出すことに重きをおく実存分析を唱える
*自ら極限の体験をしこの正当性が立証された
☆その後の精神医学に大きな影響を与える

☆ボクシングの村田諒太選手、愛読書の一冊として『夜と霧』を挙げる
*ボクシングという極限的な過酷な競技をやっているからこそ
*フランクルの得た知見に共感をいだきやすかったのでは
☆”人生は自分に何を与えてくれるのか?”
*期待していると人は受け身になる
(生きていても全然楽しくない)
(いくら頑張っても評価してもらえない)等不満を持つ
*人生に不満をもっている人は、受け身の人が多い
*自分で何かをしようとしないで結果ばかり望む
*「こんなはずではなかった」となる
☆人生が問いかけてくることに、自分が答えている
*その様な発想を持つようにするべきだ
*人生から期待されていることに答えるために
*どのような心構えで生きていけばいいのか?
*そう考える瞬間があれば、自分の死生観をもてたことである

☆「空の巻」で武蔵が説いたのは
*禅僧が達する悟りの境地にも似ている
☆「空」とは
*何もないということである
*何もないのをどうすれば知ることができるか?
*あるところを知ればいい
*世の人たちは、道理を区別しないところを空だという
*それは本当の空ではない、すべて迷いの心だ
☆空が道、道は空、「空の巻」はこのように締め括られている
*こうした境地に達するまでにあるのが「道」だ
*「道」を歩んでいくなかで自分の死生観も練れていく
*道を行くというのはすなわち「ING」で、探究を続けていれば
*どこで最期を迎えても、受け入れられるようになる

☆死におびえていては、死生観をもっているとは言い難い
☆自分の死生観をもつことによって目指したいのは
☆平然と死を受け入れられる境地
☆死を鏡とし生の意味を照らし出していくのが、実存主義的なあり方
*やがて死は訪れる、ということをまず前提にする
*不安に打ち克ち、自分で人生の意味を勝ち取っていく
*その考えで人生をつくりだしていく
☆その果てにある死を自覚しているからこそ、生を輝かせる
(敬称略)


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自分で人生を作り出すということ3
(ネットより画像引用)