麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

しんくろ

2017年11月03日 | 鑑賞
最近、二日続けてみた芝居が
奇妙な似方をしていて少し驚いた。

言わずもがな、東京では星の数ほど
芝居が上演されているわけです。

プロアマ、大劇場から小劇場、
ストレートにミュージカル、
喜劇に悲劇(やっているのは喜劇
なはずが見ている側には惨劇)、
描かれる時代も過去から未来と
本当に様々に。その中でのこと。

先に見たのには「水の精」が、
ヒロインとして登場しました。
後に見たのには「森の精」たち。
主人公の友人とでもいうか……、
ある時は時代背景を語る役割も。

前者は客席上手に電子ピアノ。
その演奏とともに開幕し、劇中も
良きところで見事な音色を奏でた。

後者は下手にハンドベル等。
音響さんが出す効果音や音楽と
コラボレーションし、時には、
単独のパフォーマンスを魅せたが、
いや本当に素敵に魅了してくれて。

ただ余りに素晴らしいので、
つい目が行ってしまうのです
いっそ舞台上で精霊の一人として、
存在してくれた方が良かったかも。

あれれ?
共通点はこんなものか。


かたやドイツを舞台にした
お城や騎士の出てくる話で、
一方は日本と中国の偉人が
和歌山で短い時間を過ごした
実話を元にしたフィクション。

区立のホールと、演劇の殿堂。
朗読劇集団の56回目の発表会と、
今年の文化庁芸術祭参加作品。
会場規模や公演主催団体など、
ほかにはシンクロするところは
なかったけれど・・・でも、
星の数の中からだから充分かと。



星といえば(誤魔化すつもりは
微塵もないのだけれど)野球

ベイスターズが巻き返してきたよ。

そうそう、日本シリーズに絡めて、
球場内のスポンサーのことを
前回のブログで書いたのだが。

東芝が、あの国民的アニメの
番組提供から、ついに退くと……。
嗚呼。
確かに今の東芝に余裕はない。

もともとシロモノ家電の会社として
「素敵な家族」をスポンサード、
そしてそれを観る「日本の家庭」に
シンクロしようと試みて、
それは見事にはまったわけである。
三菱(旧財閥)や日立(新興財閥)
と一線を画して松下とともに
庶民派の地位を確立・・・。

しかし。
時代とのシンクロは永遠ではなく、
まず一社提供を1998年に終了。
あれから20年、今年度末に
第一回放送以来寄り添った
48年の歴史にピリオドを打つ。

あ、あくまで『サザエさん』の
提供だから、番組も続くし、
社会インフラ企業の東芝もある。



星といえば。
今日はプラネタリウムで公演でした。



会場の裏に立っていたキリンさん。
その件は別の稿で。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする