4月2日土曜日、劇団俳優座演劇研究所の
開講式であった。あるいは開校式とも言えたか。
COVID-19禍、21年度は募集をしなかった。
前年のカリキュラムを新型コロナで消化できず、
その完遂に務めるための一年を設けたのである。
併せて、抜本的な改革にも踏み込んだ。
今年3月任期満了となる森から眞鍋に
所長のバトンが渡るタイミングでもあり、
「新研究所準備室」を中心に汗をかいた。
というわけで、新生研究所の開校日であり
22年度生にとっての開講日ともなった。
そういうわけで、4月1日は賑やかな6階だった。
あ、6階というのは俳優座ビルのその階に
劇団の事務所があって、5階が稽古場である。
ついでに書けば、我々の創造拠点の名称が、
この日から「俳優座スタジオ」となった。
さらに言えば、1階から4階部分が俳優座劇場。
昔は俳優座の持ち物だったのだが、今は分社化。
とはいえ兄弟会社と言って差し支えない関係だ。
話を戻す。
前段の開講式の準備でメンバーが集まり、
また、この日から劇団での仕事を始める
新入社員も元気に、初出勤。
それから年度末のあれやこれやも重なって
賑やかだったという話。
で、最後締めて終わそうと頭をひねっているうち
週をまたいでしまった。
・・・二枚目の写真は解読不能だと思うが
実は「モルック」に興じる若者たち。
フィンランドの、木製器具で行う「野のボウリング」
とでもいうスポーツ(?)。
「さらば青春の光」の森田哲矢氏の猛烈なアピールで
陽の目をみた競技だけれど、生モルックを近所の公園でみた。
それもまた「新しい芽吹き」・・・と、かなり強引に。
2022年度、愉しい一年になりますように。