昨日の続きで、女子バレーボールの話。
昨日というのはスポーツの日
2011年以来の「10月10日」でした。
さて10月11日、現地時間20:00(日本時間は12日3:00)
準々決勝=ブラジル戦。
いうまでもなく厳しい闘いだ。
9月30日の一次ラウンドでは勝利したのだけれど…。
対ブラジル戦勝利。
4年に一度の開催となる世界選手権でいうと40年ぶり
国際大会という括りで言っても5年ぶりの勝ち星。
そんな金星は、エース古賀紗理那を欠いての3-1。
となれば「期待」を持たないわけにはいかない……。
古賀にかわってゲームキャプテンを務めた
井上愛里沙の最多27得点をはじめ、
石川真佑18点、林琴奈16点という攻撃力が
オランダ・アーネムから同・アペルドールンに
コートを移しても、対「カナリア」に発揮できれば!
鍵のひとつを握るのが、井上だ。
21-22シーズン。リーグと皇后杯の二冠に輝いた
久光スプリングスの大黒柱として活躍し、
リーグ日本人最多得点記録を12シーズンぶりに塗り替えた
アウトサイドヒッターは、この大会後から
主戦場をフランスに移し「サンラファエル」へ。
今や「火の鳥NIPPON」に欠かせないピースだが、
小六で身長が170cm超だったことから、
名門・就実中(岡山)にバレー留学し、
3年連続全国三位に貢献しながら、
「バレーは中学でやり尽くした。医療の道に進みたい」と
地元の高校へ進んでいる井上。
が、しかし。
全日本ジュニアに高校生で唯一選出(2013年)されるなど、
常にトップでプレーし、筑波大学を経て、久光へ……。
「医療の道」と久光製薬に果たして関係はあるのだろうか?
あるいはセカンドキャリアで、その道に進むのだろうか?
「ショウマ」こと井上の未来も気になるところ。
余談ながら、地元・京都の出身校は西舞鶴高校。
卒業生には大江季雄などがいる。
1936年のベルリン五輪。棒高跳びにおいて、大江銅メダル。
4m25の同記録で銀メダルの西田修平。
この二人がメダルを切断し分け合った話を
道徳の時間に習った人は少なくないだろう……。
そして、ギャル曽根
あちゃ
リベロとして参戦している内瀬戸真実、
若きミドルブロッカー・山田二千華や
もちろん石川のことだって書こうと思ったけれど、
長くなったので一度ペンを置きます。
【文中敬称略】