劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』
作/横山拓也(iaku)、演出/眞鍋卓嗣
時/11月4日(金)~13日(日)、於/俳優座劇場
初日まで一ヶ月を切り、丁寧な読み稽古から
業界で言うところの「半立ち」に。
概ねセリフが入り、台本を離して、
暫定的な互いの距離感を意識した形に。
もう少し詳しくいうと、両者の間隔は近いのか遠いのか、
片方が立ち、もう一方は座る、
或いは一人に対して二人が後方から話し掛ける等々
・・・具体的と書いたが、あくまで「例」である。
そんな10月12日も有難いことに新聞取材あり。
昨日は滝佑里、単独で。
彼女が演じる岬野梓は劇団に所属しており、
その座長が、柳井真奈(演:若井なおみ)
↑若井 ↓野々山 (写真撮影:小泉将臣)
同じくドリームランドのメンバー宇治弘(演:野々山貴之)。
通称・ドリランは今、宮沢賢治『猫の事務所』に取り組んでいる。
あまり知られてはいない寓話だが、個人的にとても好きな作品。
『猫、獅子になる』の作者・横山さんからシノプシスが来て、
そこにタイトルを認めて、喜びの電話をすぐ入れたのは8月。
そうそう。『猫の事務所』、教科書に掲載されるなど、
「僕は半分獅子に同感です。」で終わる発表されたものと、
初稿というか底本になったものがあり、
今回の舞台には、両方が扱われているのも見所のひとつです。
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