麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

港の雨

2024年09月23日 | 身辺雑記

♪私の港に降る雨は

 心と同じ忍ぶ雨

 あなたの港に降る雨は♪

・・・なんて歌詞の演歌が

思い浮かばないでもない

ブログタイトルだけれど

 

今朝、テレ朝の天気予報で

「六本木は雨がやんで」

とキャスター

池袋も起きた時間、

地面は濡れていたけれど

降ってはいなかった。

折畳傘がカバンにあるのを確認し

家を出た途端に、ぽつりぽつり。

「こりゃ、海の方からの雨かな」

・・・という流れから生まれた題名。

 

たいして大きくはない23区ですから

空模様は違ったりする。

移動先の新宿区は昼過ぎには青空に

 

さて六本木のある「港区」。

誕生は1947年と歴史は浅い。

芝区、麻布区、赤坂区が統合し誕生。

最初は「東港区」に決まりかけていた。

東京都東港区では音が重なるとの声に

旧3区の議決を経て「港区」に。

 

ちなみに池袋が中心の「豊島区」は

1932年の東京市20区新設の折、

巣鴨町、西巣鴨町、高田町、長崎町の

4町が合併して成立。

遠い昔、地域には深く海が入り込み、

多くの島があったことに由来。

かなり古くからある地名らしい。

 

そうなのだ。

現在の23区は上述の1947年から。

明治に15区6郡(荏原、南豊島、

東多摩、北豊島、南足立、南葛飾)

から始まり、35区だった時代も。

そんな変遷を経ての23区。

 

 

変遷といえば。

東京都の島しょ(伊豆諸島の9島、

小笠原諸島の2島)はある時代、

静岡県だったという番組で、

その当時の地図が映し出された。

 

ちゃきちゃき(!?)の神奈川県民の

私が驚いたのは、

小田原あたりが神奈川県とは

異なる色分けをされていたこと。

 

番組(ぶっちゃければ

『チコちゃん』なんだが)では

そこにはノータッチ。

仕方がないから調べてみた。

 

1876年から2年間、静岡県だった

伊豆・小笠原諸島群は、

その前の5年(71年〜)は

「足柄県」だったのだ。

 

小田原に県庁を置いたその県は

71年〜76年だけ存在し、

東は神奈川、西は静岡に合併され

今はない「幻の県」。

 

 

ついでに歌も調べてみた。

2004年、大川栄策が『港雨』をリリース。

また『サーカスの唄』で知られる松平晃に

どんぴしゃ『港の雨』という曲が

あるみたいだが詳細不明。

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