2023年の小正月。昨日15日までが松の内。
ただ7日で左義長をおこなう地域も増えた。
まさに「時短」と言えるのだろうか……。
左義長とは門松を焼く。焼かないまでも仕舞う行事。
家々では燃やさず片付けて、地域で「どんど焼き」
(どんと、とんど等名称に差違があると聞く)。
僕が幼少から成人迄を過ごした川崎のはずれの
「柿生」では結構大きなイベントで、
皆が前年のお札などを持ち寄って火にくべて、
でもチビッ子だった私の、真の目的は焼いた餠
(団子という方が正しいか)を食べることで、
いやはや今思えば決して美味ではなかったけれど、
子供心にそこはかとなく有り難みを感じたのだった。
きっと、あの地域に生まれた友達は、
家で小豆粥を食べたりもしたのだろうが、
うちは、そこまでしていなかった
そんな昔の「チビッ子」も今や老いの入口にいて、
前々回の弊ブログで「老化の勢い止まず」と
書いたばかりなので記憶に自信はないけれど、
ばあちゃんや叔母たちが
「ほんとは女正月で働かない日なんだよ」と
集まった親戚に愚痴りながら料理を振る舞った映像
(8ミリやホームビデオではなく、僕の記憶)が
薄ぼんやりなカラーで残っている。
女正月の昨日、京都では都道府県対抗女子駅伝。
不破聖衣来(拓大)や田中希実(豊田自動織機)ら
注目選手の欠場のあった中、
三区で17人抜きの快走をみせた
ドルーリー朱瑛里(岡山)がニューヒロインに
という流れから、23年のニューイヤーと箱根を
振り返ろうと思ったのだが、思いのほか長くなった。
それは明日書こう。
女子駅伝、故郷・神奈川は健闘の4位でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます