前々回のblog(5月10日)のお尻に何の説明もなく
するっと載せたのは、現代装飾家・京森康平氏の
『阿吽力士像』という作品。
〈マンガの聖地としま〉の、おもてなしの一環で
まちなかで楽しめるアートを標榜した
「パブリックアートプロジェクト」のひとつ。
で、『阿吽~』は、豊島区の某建設会社の
本社一階の壁に大きく掲げられている。
同社は不動産業を別名でも展開していて、
椎名町駅近くにも店舗があった。
老舗のオーラが強いたたずまいで、
実際、祖父から父へ、その次男が現在の社長、
つまり、三代目となる。
2027年には創業百年を迎える企業だ。
と、まるで旧知のように紹介したけれど、
たまたま見掛けた絵に吸い寄せられ、
会社名を知り、検索してわかったことだ。
その日はやたら風も強い日で、
町のそこここで祭の幟が激しく翻っていた。
「長崎獅子舞」は元禄時代から続き、
約30年前に区指定無形民俗文化財(第一号)に、
また、用具一式は有形民俗文化財(第一号)に
認定されているのだと言う。
椎名町駅北口すぐの長崎神社の例大祭で
毎年奉納され、今年は明後日14日になる。
祭もアートも、豊島区の「まちのかお」だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます