【記録】
競技などの成績・結果。特に、その最高のもの。
また、物事の状態・結果などを数値で表したもの。
レコード。
・・・と、広辞苑の②にあるけれど、
やはり「最高のもの」を塗り替えるのは難しい。
そう改めて思ったのは・・・
我がヤクルトは阪神と甲子園で三連戦中。
初戦の虎のマウンドには村上頌樹
開幕からの連続無失点記録に挑み、
6回まで0を並べ、50年前に樹立された
31イニングのセ・リーグ記録に並んだ。
(1963年、中井悦雄/阪神)
が
7回先頭打者に一発を浴び、新記録ならず。
ちなみにパ・リーグ及び日本記録は、
38.1イニング(1939年、高橋敏/阪急)。
蛇足ながら「開幕から」なので、
シーズン中の連続無失点記録となると、
64.1イニング(1958年、金田正一/国鉄)。
さすがカネヤン、とんでもない数字!!
さて、そんな村上頌樹(しょうき)は、
この甲子園で名門・智弁学園(奈良)に
初優勝をもたらしたピッチャー
しかも全5試合47回を一人で投げ抜き、
防御率0.38という驚異の数字だった。
2016年センバツでのこと。
進んだ大学は、東都の雄の一角・東洋。
3年春に投手3冠、ベストナインを獲得し、
チームの春季リーグ4連覇を牽引。
翌年のドラフトの目玉となる、はずだった。
が・・・4年秋、右前腕の肉離れで戦線離脱。
結果、ドラフトは阪神5位指名となった。
プロ入り後、二軍では好成績を残すも、
二年間高かった一軍の壁を今季、ヒラリと越えた。
スピードではなく制球力に磨きをかけて!
それでも難しかった「新記録」。
そして昨夜は、燕のベテラン石川雅規が
入団年からの連続勝利「22年」のタイ記録。
「小さな大投手」は、来年、新記録を必ずや
達成するだろう
記録とともに記憶に残るサウスポーに。
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