花火は、丹念に長い時間を費やして作りあげて、
一瞬にして打ち上がり、消えてなくなる。
ただ、その大きな華が人々を元気づけ……
(ここで言う「大きな」は尺玉の寸法ではなく
空に描かれる大きさのことだと添えておく)
……また長く記憶に残るのと同じように、
演劇もまた、稽古を積み上げた時間に比して
観劇者と出会う時間が余りに短い芸術である。
それを覚悟で携わっているのだけれど。
『猫、獅子になる』はその想いが格段である。
上記は一例で、多くの新聞に劇評を載せていただいた。
またSNSにも有難い声が多く呟かれております。
明日はいよいよ千秋楽。
しかし、この10日10ステージで終わる舞台ではないと、
背中を押されているのは誤解でも過信でもないと思う。
Tシャツも台本も完売した物販コーナーを眺めながら……
まずは台本の増刷に取り掛かろう。
俳優座のオンラインショップに挙げねば・・・
(左から)清水直子、安藤みどり、塩山誠司(奥)、岩崎加根子、滝佑里(みえづらいですが)
〈撮影:坂内太〉
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