継続する記録としては最長の
箱根駅伝18年連続シードの東洋大学。
それが途絶えるのでは、という予想は、
今シーズンの大学三大駅伝において
出雲8位、全日本14位(結果シード喪失)
という成績に加え、主力の故障等の
複合的要素に裏付けられていた。
ちなみに出雲2023のオーダーは、
緒方~熊崎~小林~松山~菅野~梅崎。
翌月の全日本が熊崎~小林~奥山~
緒方~薄根~村上~西村~梅崎。
上記に箱根を加えた「皆勤賞」は四人。
(詳細は2024年1月9日付blog参照)
キャプテン佐藤真優(4)※
昨年花の二区を担った石田洸介(3)等、
実力がありながら主要レース全休の
ランナーが多くいた。
(※昨日、駅伝主将と記した松山。
佐藤は部の主将で二人体制を敷く大学は
少なくない/なお括弧数字は学年)
ただそれは他の大学にも言えることで
ピーキングがこれまで以上に重要視され、
かつ層の厚さも今後の課題になるが、
それはさておき第100回箱根駅伝
「鉄紺の復路」に集中せねば
トップ青学からは7分6秒、
3位城西から3分49秒差でスタート。
山下りの六区は西村真周(2)。
この区間、青学は野村昭夢(3)が
区間2位の快走で駒沢との差を広げ、
ほぼ勝負が決まったわけだが。
彼は東洋第65代主将・野村峻哉の実弟。
フレッシュグリーンでなく鉄紺に!!
と思ったのは筆者だけではないだろう。
西村から襷を受けた最上級生
七区熊﨑貴哉と八区村上太一は
我慢の走りで番手は下げずに、
いよいよ残すは2区間。
ここからが「一秒を削り出す」真骨頂。
九区の吉田周(3)が区間2位の快走をみせ、
アンカー岸本遼太郎(2)は、
ついに3位城西大との差を21秒まで縮めた。
結果、復路は堂々3位
第101回箱根はもちろん2024シーズンに
光明を灯すゴールとなった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます