麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

鳥と兎

2020年06月10日 | 身辺雑記
【まくら】

あたしはってぇと、ペットには
あんまし縁がなく生きてきましたが、
世の中的には、もう動物じゃなくって、
大切な「家族」なんて言い方をしてますね、
いや言い方に止まらず、そういう生き方を
実際されていると聞きます。

そんなあたしんちでも鳥は飼いました。
子供ん頃に、文鳥とか十姉妹なんかを。

【はなし】

韓流好きのかみさんが見てたドラマを
チラ見していますってぇと。
鳥類学者が主人公なんで鳥が出て参ります。
イカロス、ライト兄弟、リンドバーグ等々
名前を挙げるまでもなく、
人間さまは空を飛ぶのに憧れますな~。
空を舞う鳥を見るだけで、何だかこぉ
心持ちが揺すられるってもので……。
舞台が海に近い町だから余計に絵柄がいい。

そのドラマは『マザー』って題で、
思いっきりはしょって言いますと、
鳥類学者が虐待にあってる女の子を連れて、
逃げるってーストーリーでございます。
まぁ誘拐ともいえる行い。
ん?
何処かで聞いたような話ですな。

2010年日テレ系で放送された『Mother』
(坂元裕二脚本、松雪泰子主演)。
あたしは残念ながら見てなかったけれど、
ぼんやりタイトルくらいは頭ん片隅に…。
確認してみますってぇとぉ、まず、
2016年にトルコって随分遠くの国で
リメイクされてました。『ANNE』って題。
つっても意味は「母」だからまんまです。

さらに『ANNE』は世界35ヶ国に拡がって…。
なんか嬉しくなりますね。
アニメばかしじゃないよ、日本の芸術はってな。
それから2018年に、お隣の韓国で、
イ・ボヨン主演、子役にはホ・ユル
(日本版はいわずもがなの、芦田愛菜)で
リメイクってぇ流れになったんだそーです。

なるほど、もとは日本ですから・・・
主人公の養母で実業家役の高畑淳子と
イ・ヘヨン(韓国版は大女優という設定)、
少女を虐待する男役の綾野剛とソン・ソッキュ
・・・この二組は顔貌に加えて、
空気感まで似まくっております。
ただ主演のイ・ボヨンは松雪ではなく吉田羊似。

似ているといえば。
英語や中国語などのSVO語順とは違う
日本語とトルコ語の文法が同じSOV型でぇ、
山とyama、原とhara、種とtaneなど
ほぼ同じ発音で意味も同じ単語も多いたぁ
知る人ぞ知る話だったりもします。

またスュペル・リグ(プロサッカーリーグ)に
日本人プレーヤー(稲本、長友、香川)も
最近は多く登場したりもして、
親日国と言われるトルコとの関係は
もっと深くなって良いのじゃねーかーって、
御隠居さんも言ってます。

演劇もね、海外戯曲の翻訳劇は盛んだけれど、
輸出のほうが、いや頑張っちゃいます。
いますけど、他のメディアにゃ追っついてない。
もっともっと拡げたいもんです。
この御時世、すぐってわけにはいきませんがね。

【さげ、のかわり】

兎を飼ってたことを思いだしました。
鳥と兎とくれば「烏兎匆匆」。
中国の伝説から転じた言葉ですが、
野暮になるから今日はこのへんでおいとま。

落ちのない話でごめんなさい。


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