麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『願いがかなうぐつぐつカクテル』

2020年07月05日 | 俳優座
新国立劇場
2019/2020シーズン
『願いがかなうぐつぐつカクテル』の
開幕が近づいている。

こどもとおとなのための
ピリリと風刺の効いたファンタジー

というキャッチのついた舞台である。
原作・上演台本/ミヒャエル・エンデ
翻訳/高橋文子、演出/小山ゆうな

そう、我が俳優座の2020ラインナップの
来年3月公演『雪の中の三人の男』の
演出をお願いしている小山さんの作品。

大変楽しみである
が、いかんせん他人様の舞台ゆえ、
以下、ガンガン引用して書き進めます。


2020年の夏、新国立劇場では
大人も子どもも一緒に楽しめる
演劇公演を二本上演。

その一本が『モモ』や『はてしない物語』など
児童文学界に燦然と輝く作品を多数書いた
エンデが、自作の『魔法のカクテル』を
自ら戯曲化した『願い~』
いまなおドイツで人気の舞台だそう。

日本初演。
そしてゆうなさんも新国初登場。

ちょびっと、あらすじも・・・
大晦日の夜、イルヴィッツァーは
悪魔と契約したノルマを果たせずハラハラ。
不履行なら、自身が差し押さえになる。
そこへ魔女ティラニアが現れる。
彼女の目的は「魔法のカクテル」のレシピ。
そんな二人のやりとりを盗み聞きした
猫のマウリツィオとカラスのヤコブは
彼らの野望阻止に動き出し......。

日程を書き忘れました。
7月9日から26日。
さらに詳しくは新国立劇場HPなどで。

ちなみに、この座組から
美術の乘峯雅寛さん、照明の佐藤啓さん、
衣裳の大島広子さんも『雪の中~』に参戦。



最後に『雪の中の三人の男』にも触れます。
作者はエーリッヒ・ケストナー。
1899年2月23日~1974年7月29日。
ドイツの詩人・作家。
代表作『ふたりのロッテ』『飛ぶ教室』等。

貧乏人に変装した百万長者の枢密顧問官。
百万長者に間違われた失業青年をめぐる
グランドホテルでのドタバタ劇は、
諷刺の効いた作品で大人はもちろん、
幅広い年齢層に届く舞台としてお届けします。

あえて「百万長者」としてみた。
当時の書評などから引用。

当然「millionaire(ミリオネア)」の訳で、
最近の日本では「億万長者」が通常。
……まあ、貨幣価値はかわりますから。
演劇チケットも高くなっていて、
本当に申し訳ないけれど

そこは別途考えつつ……
創る作品に関しては普遍性のあるものを、
と肝に銘じております。
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