麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

きょうはなどゅみみりゅう

2022年03月21日 | 身辺雑記

【京花、demi、milieu】

 

(手前=佐藤礼菜、奥=安藤みどり)

 

16日に開幕した劇団俳優座LABO公演vol.38

『京時雨濡れ羽双鳥』『花子』は

(作/田中千禾夫、演出/森一、於/俳優座5階稽古場)

本日6ステージ目を終えて、ちょうど中間(milieu)。

半分(demi)を終えて折り返します。

 

17日のアフタートークで、みなもとごろう氏が

三島由紀夫と田中千禾夫の比較論を展開。

前者は世界的作家で、後者は現在においては

国内ですら万人に知られているとは言えないが、

実は大きな仕事をした一人だという持論。

 

例えば「戦後の戯曲」との切り口で言えば、

発表された時期が1945年8月15日以降という点で

「戦後の」と言うことは勿論できる。

が、それは戦前戦中に書かれたものだったり、

心持ちがまだ戦後でないものも多く、

真の意味での「それ」を書いた作家こそが

田中千禾夫であると私は思う、と。

 

(右から順に、安藤、河内浩、関山杏理)

 

写真は、一枚目と四枚目が『花子』

二、三枚目が『京時雨濡れ羽双鳥』である。

(撮影は三枚目のみ、若井なおみ。他は坂内太)

 

(橋の上=右が釜木美緒、左が小島颯太、橋の下=右が安藤、左が辻井亮人)↑

(右から順に、河内、佐藤、安藤)↓

 

後半は、さらに加速します!

『京時雨~』約70分、『花子』約30分。途中休憩あり。

明日は完売ですが、他はまだチケットございます。


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