麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ミブ・サンローラン7

2018年07月12日 | 制作公演関連
THE No.3第一回公演
『幕末 爆恋! 土方歳三、
いわしたろか!!』
(作・演出/松下修)

昨日、7月11日に賑々しく開幕。

さあ、今日からは三日連続で
昼夜二回公演が続きます。



さて本編は、新撰組副長・土方を
勘違いから討とうとする男達と
その妻達を軸に、政治的見地から
土方暗殺を企てる勢力、さらに
奥州から坂本龍馬を慕って上京した
田舎侍の数奇な運命も絡め、
鮮やかな殺陣もふんだんに盛り込んだ
〈痛快時代劇〉!!!なのだが、
かなり〈お笑い〉重心だったりする





そんな舞台を見守るのは、
本願寺派の開祖・親鸞上人
・・・の石像を後ろから。



築地市場と道路一本隔てた立地。
多くの観光客が境内を訪れて
壮大な「築地本願寺」の建物を
写しているのだけれど、
意外にも若者の姿が多い……。
しかもアジア系の若人が目立つ。
やはり「仏教」への想いが強いのか。



そんな築地のランドマークでは
盆踊りの準備が始まっている。
広大な境内に、界隈の老舗の出店も
出るらしいから、そんじょそこいらの
盆踊りとはスケールが違うだろう。



それに負けない作品を
千秋楽まで届けたい!!!

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優勝予想

2018年07月11日 | スポーツ
公演に関するブログが続いている。
まぁ仕事だから当然である(^_^;)

知らぬ間にプロ野球のオールスターが
始まるらしいと知った。
ε=ε=┏(・_・)┛

でもフットボールからは目を逸らさず、
準決の、フランス対ベルギー、
イングランド対クロアチアは
どちらも楽しみにしている。
\(^^)/\(^^)/

5大会ごとに初優勝が生まれる、
とゆー過去のデータに加えて、
日本との激戦を制して、さらに
V候補ブラジルを倒した
ベルギーが頂点に立つ!と
期待する声が回りには多い。

そうなれば・・・
初代王者ウルグアイには、
準決でハットを決めたセア!
ブラジル初Vの時は王様ペレ!
アルゼンチンにM・ケンペス!
98年フランスにはジダン!
と、優勝に相応しいスター
・・・という流れで言えば、
2018は「ルカクの大会」だったと、
後世に語り継がれることだろう。

まあ。
FIFAランキングも最上位だしね。

そのためには、19才エムバペと、
エースn0グリーズマンを擁する
フランスを仕留めねばならない。

ただ、そういう流れになると
天邪鬼の私は俄然クロアチアだ。
(ん? 5大会毎のジンクスには
何気に乗っかっているあたりに
我ながら弱さを感じます(@_@))

それはそれとして。
ユーゴスラビアから1991年に
独立したバルカン半島の、
波瀾の歴史を持つ国。
ランクも人口も、ベスト4中
一番低い(少ない)国に栄光が
降り注いでも良いだろう、と。

受けて立つのは、国家として
余りに長い歴史を持つ英国。
けれどもチームは篦棒に若い。

恐らく、暫くはイングランドを
中心にサッカー界は回っていく。
他の強国の多くが、これから
世代交代に着手するなかで、
二歩三歩先んじている女王の国。

だから逆に今回の優勝はない。
ただ。
我がクロアチアはここまで
延長PKを二戦続けて戦っている。
(T_T)

そうそう、予想といえば。
ベルギー主将のアザールが
開幕前に、GL突破のベスト16中、
12チームを的中させ、さらに
8強中6チーム、ベスト4の3国を
当てるという驚異的な「予言」で
べつの意味で話題になっている。



まずは今夜。
・・・明日、制作の一員として
関わる芝居の初日なのだが
(((((((・・;)








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ミブ・サンローラン6

2018年07月10日 | 制作公演関連
性差の問題はある時代から
「男女平等」に大きく舵を切り、
(それには少しも異論はない)
ただ。
差別と区別がこんがらがったりは
しているんじゃない?という
声は一部からあったりする。

それから「らしさ」的な発言は
魔女狩りみたいに批判の的に(^_^;)
確かに「らしさ」は時代錯誤だ。
けれど、触れることすらならぬ!
は少々宜しくないよな~と、
個人的には思う・・・。

唐突にジェンダーレスを語ったのは



昨日、築地ブディストホールに
劇場入りした、THE No.3の
『土方歳三、いわしたろか!!』が
時代劇のかたちを借りながら、
現代にも通じる男と女の在り方を
提示するドラマだからである。



それにしても。
月曜日ながら築地場外は、
めちゃくちゃ人が出ていました。



我々は九時入りでしたが、もう
お祭りみたいな賑わいをみせて、
どの路地も人、人、人で溢れていて、
その大半が外国の方々であった。

明日が初日の『~いわしたろか!!』。
幕末が舞台。まさに外国の脅威の中、
国の舵をどう切るかに揺れた時代。

現代から見れば、幕府が倒れ、
西洋化の道を歩むと知っている。
けれど、当時の人々は誰もが、
明日どうなるのかを知る由もなく、
自らの信じる道を悩みながら、
懸命に進んでいたのだろう。

タイトルには偉人の名が冠されている。
しかし、本編は名もなき市井の男女の、
可笑しくも切ないドラマである。


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ミブ・サンローラン5

2018年07月09日 | 制作公演関連
THE No.3第一回公演
『土方歳三、いわしたろか!!』
2018年7月11日~15日
築地ブディストホール

11日(水)19:00
12日(木)14:00/19:00
13日(金)14:00/19:00
14日(土)14:00/19:00
15日(日)15:00

まずはお陰様で千秋楽が完売。



7日にはキャスト渡邉絋平の
誕生日を祝った

かわゆいバースデーケーキ。



加えて、澪さんから差し入れのピザ。
で、華やかなパーティー状態に。

そんなこんなの稽古最終日。
レインボースタジオのオーナーから
JR代々木駅からも徒歩10分くらい
と聞き、チャレンジしてみた。
なるほど、確かに近かった。

路地に入りショートカットを試みたら
「菱田春草終焉の地」も発見。



いまは公立小学校になっており、
改装を終えたばかりなのか、
私立みたいなモダンなデザインに。

モダンといえば。
本作も、時代劇ではありながら、
良い意味で時代を無視した作りで、
笑いあり涙あり、そしてまた
モダンなスパイスも振った
二時間に仕上がりつつあります。


さあ、参宮橋にも別れを告げ
明日……日付をまたいだので
厳密には本日9日……築地。
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三鷹のカタミ急

2018年07月07日 | 制作公演関連
太宰修没後70年記念公演
『もういいよったら、もういいよ』
企画・構成/原きよ
演出/小林拓生

無事、昨日公演が幕を閉じました。
あいにくの雨の中、三鷹駅から
徒歩15分ほどの芸術文化センター
星のホールには有り難くも
多くのお客様がいらしてくださった。





山東けい、松岡明日香、
猿渡優衣、高西笙子、滝田望貴、
田中愛、常見莉奈、森枝沙紀恵
の八人による「女生徒」と、
原きよの朗読による「リイズ」
「美少女」の三編を渡辺秋香の
ピアノに乗せて♪


(出演者と、演出)

みたか都市観光協会の太宰グッズ、
社会福祉法人むうぷの太宰クッキー
等々、ロビーでは関連商品も販売。
こちらも好評で、この公演限定の
「女生徒クッキー」は早々に完売!

これは「太宰人形焼」


その他、コースターや絵はがき、
ハンドタオル、コーヒー……
幅広いラインナップなのだ。

青森・金木で産まれた太宰は、
ホールに程近い禅林寺に眠る。
東京・三鷹は太宰の暮らした街。
その土地は、彼を忘れることなく
様々な形で生き続けさせている。

原きよの朗読も、その一欠片。
来年は生誕110年の節目の年。
原は、語りの師匠ととともに
星のホールでの公演を予定。

さて、どんな作品を選ぶのか?



追記
昨日ではなく。稽古場に向かう
車内での一葉であります。
網棚に置いたバッグをつい忘れる、
というのは、まぁあるけれど……
この大きなスーツケースが
ドア脇に、ぽつんと。
これは一体どーゆーこと???


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ミブ・サンローラン4

2018年07月05日 | 制作公演関連


THE No.3第一回公演
『土方歳三、いわしたろか!!』は
〈ミブ~3〉でも書いたが
参宮橋にお引っ越しをしました。
7月2日月曜日より。

セットも仮組みし、小道具も
本番と同じもの、で勿論、
劇場の舞台とおんなじ広さで。





箱の中には刀。



と、月も変わったのでタイトルの
解説を改めていたしましょう。

京都にある町、ミブ(壬生)。
新選組発祥の地として有名。

演劇ユニット名The No.3のサン。

新撰組は初期、壬生浪人または
壬生狼と呼ばれた。そのロウ。

新旧の対立に荒ぶった幕末の
乱(ラン)の季節。



とかゆーてるうちに木曜日。
レインボースタジオ四日目。
本日は照明さん、音響さんも
入っての通し稽古となる、筈。

四日後には小屋入り。
早っ。

ただ芝居の仕上がり加減も、
ググっと深まっております。

いろいろ語りたいのだけれど……



まだ秘密。
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奇蹟の総量

2018年07月04日 | 身辺雑記
僕は、神頼みはしないけれども、
縁結びの神様や商売繁盛に御利益あり、
など神に得意業があるのは知っている。

例えば「奇蹟」についても、
担当はいるのじゃないかしらん。

仏教キリスト教イスラム教等々、
各「奇蹟大臣」がサミットを開いて、
〈この案件については譲れません〉
〈いやいや現在の情勢下でそれは無理〉
とカンカンガクガクしてたり…。

または、宗教じゃなく地域ごとに
それはカテゴライズされていて、
〈ロシアはちょっと振り出し過ぎ!〉
〈今日はタイの少年達救出で是非〉
という議論が展開している可能性も。

***

そんな妄想を抱くほどに、
サッカーW杯ロシア大会は、
大番狂わせが出まくっている。

町内会のくじ引きで見かける
ガラガラ回すと玉が転がり出る
あれ式で言うならば「奇蹟玉」は、
ベルギー対日本の時にはもう、
底をついていたのである。

はたまた。
各チーム手札を持っていて、
既に日本は初戦でそのカードを
切ってしまっていた、とも……。

それは「奇蹟」と記されていない。
いわゆる絵札みたいなもので、
ドイツのようにそれを使う前に
相手に使われてしまうパターンや
ロシアのようにジャッククラスを
予選では上手に勝ち札として使い、
決勝Tに更に強い札を残す!
そんな戦い方があったのかな~とか。

熱戦から時間を置き、クールダウン。
というより、そんな他愛ない事を
考えることで誤魔化している。
・・・悔しさを。

悔しさ?
厳密にはそれとは違う。でも、
本当の気持ちを表す一語を
持ち合わせていないので仕方ない。

そうしながら、さぁ四年後へ
視線を移さねばならないのだ。
いや、実際まだW杯は続くから
世界最高峰の闘いを注視し続ける。

***

そんな中、一部報道では日本代表の
次期監督がクリンスマンだと!

思えば。
大物外国人監督を招聘しつつ、
なかなか結実しないことが多く、
いよいよ日本人監督待望論が
(これまでだってあったけれど)
強く沸き上がっている中のニュース。

ほんの数ヶ月前、西野ジャパンに
大ブーイングだった世論のこと、
新監督は誰でも、あーだこーだ言う。
そして、結果次第では風見鶏。

さて。
新しいサムライブルーは、
どんな奇蹟を見せてくれるだろう。
欲をいえば、奇蹟の必要ない
磐石の強さを持つ「八咫烏」で
あって欲しいのだけれど。

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こんな十代は厭だ

2018年07月01日 | 身辺雑記
今や売れっ子、とゆうより、
一流のクリエイターとなった鉄拳の
「こんな○○はいやだ」という
ネタみたいなタイトルになったが。


ここで言うのは勿論、昨夜爆発した
サッカー・フランス代表FW
キリアン・サンミ・エムバペ・ロタン
のことである。
凄かった。
ただただ凄かった。
もう、メッシの時代じゃないと
宣言する活躍っぷりだった。

日本にもメッシ信奉者は多いが、
僕はそれほどじゃないし、
「アルビセレステス」には
一時はまったけれど、最近の
アルゼンチン代表は好みじゃない。

今大会も優勝はないと思っていた。
ただ。
決勝トーナメントでいきなり、
このカードってのには震えた。

その中でも一番輝いたのが、
ムバッペ、ンバペなどの呼称もある
1998年生まれの19歳だった。

エムボマみたいだからカメルーン?
と観戦しながら、かみさんと話した。
やはり父はそうで、サッカー指導者。
母はアルジェリア人。
元ハンドボール選手だそうだ。

こんな十代が敵にいるのは厭になる、
が、ワクワクするのも事実。



日本も今、優れた十代がたくさん。

サッカーでいえば久保建英。
ロシアW杯にもU-19の一員として
将来自らが立つだろう舞台の風を、
ほんの少し経験している。

ほかにも池江璃花子(水泳)、
平野美宇、伊藤美誠、早田ひな、
2000年生まれの卓球三人娘
とくれば・・・張本智和!
(ちなみに池江も00年)

スポーツばかりではない。
いわずもがなの将棋棋士
藤井聡太七段(2002年)



今更だが「アルビセレステス」は
「白色と空色」の意味で
アルゼンチン代表の愛称だ。

その南米の雄を撃破した仏国は
「レ・ブルー」で、
日本は「サムライ・ブルー」。
今回出場していないイタリアは
「アズーリ」(伊語の青)と、
ずいぶん代表愛称に〈青〉多し。
・・・てか〈色〉が多いのだ。
割愛するけど



色。
決して人種の話ではなく。
今や世界はまぜこぜだ。

日本においても、張本くんや
ケンブリッジ飛鳥、大坂なおみ、
八村塁、宗佑磨、そして
ベルギー戦を控える酒井高徳
(ま、出番はないかもですが……)
・・・この面々のゆかりの地を
列記すると、中国、ジャマイカ、
ハイチ、ペナン、ギリシャ、
ドイツ、宮城、東京、大坂、富山、
神奈川、新潟・・・とバラエティ豊か。


とっても良いまぜこぜだ。
こんな日本は厭じゃない。
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