我が家の台所側と、真反対のベランダ左手で
ほぼ同時にマンション建設が始まったことは
弊ブログで何度か書いている。
COVID-19の影響で後者は一時ストップし、
かたや前者は粛々と作業を続けていた。
大通りに面しておらず、業者も小さいから
台所側は昔ながらの行程で進めている。
慣れない職人もいるらしく荒々しい声が
飛び交うのも日常茶飯事だ。
今は二階部分に着手
かたや感染拡大予防を鑑み、
工事を止めていた大手ゼネコン系は、
工法自体が簡易な上、バイパスに面し
施工を進めるのも安易だったようで、
「外側」は完成、内装に入った模様…。
あ、今日のタイトルはドイツ語です。
アリとキリギリス。
このふたつのマンション建設がそうだと
言いたいわけではない。
そもそもドイツ語にしたのは、
いよいよ明日から『雪の中の三人』という
独の生んだ偉大な作家・ケストナーの
作品の稽古が始まるから、ただ一点。
上の写真は、一枚目より前の状態。
一階の天井および二階床部分のコンクリ打設、
のためのパネルを敷いた図。
あ、もう土木の話はいいか
さて『アリとキリギリス』。
演劇は、前者のつくりかたに似ている。
手作業で時間の掛かるもの。
『雪の~』初日は3月16日。
読み合わせという土台づくりから
床、壁、天井……と丁寧に。
蟻の堅実さをいとわず、と同時に
螽斯の自由さも忘れずに・・・
勿論、この時節、対策も怠りなく。