米国ペンシルバニア州出身のプロテニス選手。
1995年4月12日生れ、ということは牡羊座の
ジェニファー・ブレイディ。
WTAランキング最高位は25位(シングル)で
ツアー1勝という成績の彼女は、今回の全豪で
第22シードから勝ち上がってのファイナル。
対戦した大坂なおみとの戦績は0勝1敗。
このデータからか、大坂の優勝100%!
という見出しが日本の報道では踊り、
実際、メルボルン・パークで
ダネフ・アクハースト・メモリアル・カップと
コアラのぬいぐるみを手にしたのは、大阪だ。
ここでダネフ・アクハーストの解説。
1923年の全豪で、女子複と混複で優勝
翌年には女子シングルも制すると、
最終的にはシングルスとダブルスで5度、
混合ダブルスでは4度、母国大会で女王となった
オーストラリアのプロテニス選手だ。
その栄誉を称えてカップが授与される。
閑話休題。
ふと思えば。少し昔は、日本の選手が
4大トーナメントを勝ち進んだとき、
僅かな可能性を膨らませて「勝機はある」と
マスコミをはじめ国中で「鼓舞」していた。
テニスに限らず、そういう傾向はあった。
……競技によっては今もあるのか
逆にアメリカでジェニファーに肩入れする
メディアはあったのだろうか?
それにしても、強いな、大坂。
そんな彼女が幼い頃にラケットを振ったのが
大阪市西区の「靭テニスセンター」。
靭は「ウツボ」と読み、矢を収める細長い箱。
また前述のように地名でもあり、苗字としてもある。
そして、俳優座の制作にもいる。
結婚して礒野姓になったけれど旧姓が靭。
現在「制作ネーム」としてイソノウツボを用い、
今年正月の公演『正義の人びと』を担当した。
ん? なんのなはし???
世界ランキング1位、2位が準々決勝で
姿を消した全豪女子。・・・次は全仏。
赤土でも大坂の強さは発揮されるのか?
強さといえば、池江璃花子。
小さな大会ながら好タイムでの優勝。
こういう頑張りをみると、つい
五輪開催……させてあげたいと思っちゃう。
けれど、それはまた別の話。