芝居を見に新宿を歩いていたら、
上の掲示板をめっけた。
北条司『シティーハンター』を
週刊少年ジャンプで読んでいたのは、
中高と思っていたが、どうやらそれは
『キャッツ♥️アイ』(1981-84年)で、
85年から連載開始の『シティー~』は
浪人から大学の頃になるらしい。
そんな漫画から、テレビアニメ、映画が誕生。
今、展開中のキャンペーンは、
現在上映されている「劇場版最終章」。
新宿を舞台にした物語だけに絶妙!
主人公・冴羽獠の相棒、槇村香役の
伊倉一恵さんとは少しくご縁があって、
劇団東演時代に『月光の夏』という作品に
ピアニスト根岸弥生とともに、
我々の前に現れ、当時の若い劇団員は
超めちゃくちゃザワメいたのだった。
伊倉さんは、アーティスト「やよすけ」の
プロデューサーいう立ち位置。
もう大人の我々はそれを十二分に理解し、
100tハンマーでの「天誅」のことなど
喉元でグッとこらえて、
ベートーベンや特攻隊の話をした。
作品の正式名称は〈ピアノソナタ
「月光」による朗読劇『月光の夏』〉
という平和を希求する作品だったのだ。
さて、『シティー~』は誕生から38年、
長らく愛され続ける〈ハードボイルド
ラブコメディ〉だけれど、
『月光~』も舞台劇時代を含めれば
27年を数えるロングラン作品になった。