タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

0905韓国探鳥旅行~1

2009年06月02日 | 韓国情報
これから韓国旅行のことを紹介します

 今年の春の韓国旅行。鳥を見ることが目的で、日韓でタカの渡りの共同調査をすることがメインの旅でした。そのたびの様子をこれから紹介していくことにします。ご笑覧頂ければ幸いです。



 出発は下関港。関釜フェリーを利用してプサンに渡ります。その出発点の下関港の岸壁はご覧の有様です。ほとんど荷物は無いと言うことです。そう言えば関釜フェリー名物(?)の会員様(つまり担ぎ屋のおばさんたち)の姿も見かけませんでした。



 5月9日、ボンレ山から見下ろした釜山港です。多くの船が碇を下ろしています。仕事が無いから停泊しているのだ、と観察地で話しこんできた地元の人から聞きました。こんなところにも不景気風を見ることが出来ます。



 19時の定刻より少し早めに出発した「はまゆう」は、深夜には釜山港について8時30分からの上陸にあわせるために、五六島のそばで停泊しています。



 タカの渡りを観察する影島です。左端に白く見えているのが影島灯台で、観察地はこれより若干上になります。タカ長としては見慣れた風景です。



 ともあれ無事プサンに到着、韓国の旅が始まりました。これから渡りがオフのあいだは韓国情報を中心にこのブログを書いていくつもりです。

 引き続きよろしくお願いします。


今日の観察~6月2日

2009年06月02日 | タカの渡り観察
めでたく(?)ゼロになりましたが、、、、、、

 今日の観察地の空には白い雲が浮かび、観察には最高の天気でした。気分良く観察を始めましたが、トビもカラスも飛ばない状態で、、、、、

 待望のゼロになるのかと思っていたら、居つきのハチクマ2に混じってA山の稜線から現れたサシバが、ハチクマと分かれてたタカ長の頭をめがけて流れてきました。帆翔して高度を上げているとは言っても、タカ長の目でもらくらく目視できる高さ、間違いようがありません。そのサシバは向山に向けて一直線に流れて行き、双眼鏡の視野から消えていきました。間違いのない渡りです。ハチクマはめでたく(?)ゼロになったのですが、サシバが、、、、、、、、、

今日の観察結果

  6月2日   晴

   観察者    ジューヤク タカ長 カメ吉
   観察時間   8:30-14:30

     サシバ            3

  サシバの渡りはほとんど同じような形で3羽見られました。最後がサシバになるとは予想していませんでしたが、このことをどのように理解したらよいのでしょうか?あまり深く追求すると観察を止められなくなるので、ハチクマがゼロになった日を最後に今シーズンの観察を終了することとします。

 観察地にお出で頂いたメンバーの皆さま、そしてご声援いただいたこのブログの読者の皆さま有難うございました。