タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タカ談義

2009年06月28日 | タカの渡り観察
タカの渡り報告会2009年春

 今日はタカ長グループの会合を開きました。テーマは今春の渡り体験の紹介、と言うことになるのでしょうか。正式なシンポジュームではありませんが、今春の観察結果やそれを見ての考察などを何名かに話していただきました。



 場所は廿日市市の「アルカディア・ビレッジ」の研修室。ご覧のように足を投げ出したり胡坐を組んだり、リラックスして話の聞ける会合です。

 3月のマレーシアでの探鳥の報告

 タカ長観察地の観察結果の紹介

 第1回タカの渡り日韓共同調査の報告

 5月13日にコジェドで観察した群がどのようにタカ長観察地に現れたかの考察

などなど報告することも多くて、実り多い集会でした。



 タカ長は日韓共同調査の行われた観察地の紹介や韓国の若手研究者の簡単なプロフィールを話しました。この写真は既に紹介していますが、釜山の観察地の一つ、ボンレ山の観察地で撮影したものです。このアングルの写真だけは観光的な意味も含めて撮りたかったのです。



 この観察地には地元の研究者に案内して頂きました。5月9日のことです。案内していただいたK.Sさんによると、彼は何度もこの観察地に通っておられるようでした。しかし、その時の観察結果の報告がないので、ボンレサンで見るタカの渡りの話はできません。残念なことです。

 シーズン終了後にそのシーズンの渡りを総括する機会はこれまで設定していませんでしたが、今日の様子を見ると毎シーズン、毎シーズンこのような機会を持つことは意味があることであり、必要なことだと言えそうです。



 まるで梅雨明けを思わせるような一日、タカ長たちは屋内でタカ談義を楽しんでいました。いつもは日焼け防止のために覆面状態で顔を合わせている仲間たちが、今日は室内で素顔を見せていました。

たまには素顔でタカの話をするのも良いですね。

 アルカディア・ビレッジの壁ではツバメが繁殖していました。