タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

岳山に登る

2009年06月12日 | タカの渡り観察
今日は何と言ってもこれです。

 広島市安佐北区久地の岳山(521.5m)に登りました。登山口から1時間程度で頂上に着ける、ある面平凡な山です。しかし、、、、、、



 山麓には1000年杉があります。これは必見です。



 「久地の千年杉」 幹周広島県下第三位の巨木です。その大きさには圧倒されます。



 このような巨木が今日まで残されてきたのが不思議に思えます。ご覧のように単幹ではないので、用材としては価値が低かったのでしょうか?それにしても、それにしても巨木が今日まで残されて来たことが不思議な気がして、感動さえ覚えます。

 この岳山や1000年杉を管理されているのは「久地南岳山の会」で、下山したときに偶然登山口で会長さんにお会いしました。

 この巨木のそばまで行くことが出来るのは有難いことですが、このまま自由に人が出入りしていては千年杉の根を傷めることになるのではないか、と言う心配があります。

 そのことを会長さんに話したら対策を講じる準備をされているとか、千年を生きてきた杉が私たちの代で枯れることのないように対策には万全を期してもらいたいものです。

 岳山は中世(室町時代)の山城址で、芸藩通史には「多計山城を武田弾正が拠守」と言う記述があるそうです。

 1000年杉と歴史の山、岳山に登ってみられてはいかがですか?


チョッとおまけです

 昨日のブログでは畑の中の、ゴマ粒ほどのノゴマを紹介しました。タカ長もあれよりは少し大写しの写真を撮ってはいるのですが、いずれにしても私の写真は鑑賞には耐えないのでこの写真を紹介します。



 喉の赤、写真で見るとこれだけですが、現場で見るとこの何倍も鮮やかな赤に見えます。行くところに行けば(例えば夏の北海道)特別珍しい鳥ではありませんが、しかし、あの喉の赤は鮮烈ですね。