武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

人間は、せめてチンパンジーになれるか

2008年01月24日 | 人生の意味
湯木佐知子、70歳だという。
吉兆の女将にして新社長。
終戦時には7歳であったわけだ。 戦後のどさくさの真っ只中で青春時代を生きた人かと想像してみる。
1円でも儲かるなら、何度でも頭を下げるくらい 「かまへん、かまへん」ということだろう。
だから謝罪を聞いても気持ちが伝わってこない。
いい年をした長男息子の発言を、記者会見場で、こう言え、ああ言えとコーチしていたが、「今時のマイクはこんなに性能が良かったなんて、知らなんだ」 と、バレなければ何をしても世間は通るという、驕りが鼻に付く。
民事再生法で、7億円とも言われる債務を帳消しにしてもらいながら、それまでの経営者は引き続き経営に参画できるという法律を楯に、自分が新社長に就任してしまった。
一料理屋が流行ろうが廃れようが、そのお店の才覚だが、これだけ悪質な偽装と騙しをやっておきながら、そのまま経営陣に居座り、ましてや新社長に就任するというのは、常識的に許されないし、法的にもその立法趣旨を逸脱している。
民事再生法の趣旨は、経営者は立派だが、その時の経済情勢で運悪く倒産したが、その経営者の再チャレンジを認めようという趣旨であり、それまでの会社更生法の考え方とは全く異なるものである。
そういう観点から見ると、大阪地裁の裁判官は、湯木側の弁護士に対する実務指導が、間違っていると言わざるを得ない。
まあ、風俗店に行って、女の子の唇を噛んで怪我をさせ、訴えられるくらいだから、裁判官も人の子だ。

赤十字に献血をする人のエイズ(HIV)の感染が、2007年に初めて100人を超えたとここでも述べたが、新たな問題が出てきた。
それは、献血が主目的というより、エイズの検査目的で行う人がいるため、エイズにかかっている危険性が高い人が献血にやってくるという。
エイズの感染直後は、ウイルスは検査をすり抜けて発見しにくく、知らずにエイズ感染の拡大になるという。 これでは輸血はできない。
例え、感染直後でもエイズウイルスを100%発見できる検査方法を確立しなければならないが、厚労省は何をやっている、と叫んでみても馬耳東風というものか。

アメリカ・サウスキャロライナでのヒラリーとオバマのディベート。
議論と言うより、相手が言った言わないという痴話喧嘩で、みっともなく興奮していたのは見苦しかった。 どちらもアメリカの上院議員で、次期大統領になろうかという人物がこれだから幻滅だ。
せめてチンパンジー・クラスまでレベルを上げないとみっともないと思うのだが。
(ムラマサ、ニヒルだ)

コメント
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