武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

宮島彰の責任、オーストラリアの傲慢

2008年01月18日 | 人生の意味
日本の事実上の医薬品行政のトップである宮島彰 (独立行政法人・医薬品医療機器総合機構の理事長)が昨日17日付で辞職した。  
薬害肝炎で、2002年、厚労省・医薬局は製薬メーカーが作成した患者リストの隠蔽を図り、患者への告知をしなかったが、既に、患者リストに記載されていた418人のうち59人の死亡が確認されている。
そのリストを闇に葬ろうとしたのが宮島彰であった。
当時、患者に告知していれば、59名の方々はインターフェロン治療で助かったかも知れないし、肝炎の症状を遅らせることが出来たかも知れない。
無念の声無き声がピシリと寒い冬空に聞こえてくる。

クジラ事件。
テロを行ったオーストラリアとイギリス人2名が昨夜、釈放された。
我が外務省は 「これで事態が沈静化できる」 と言っているが、これだから日本は舐められる。
日本はIWC(国際捕鯨委員会)に古くから加盟している。
IWCは国際条約に基付く国際機関であり、日本は国際ルールに従って行動している。
オーストラリアは、南極の一部を自国の固有の領土だとして、そこに「鯨保護区」を勝手に設けているが、それは国連では全く認められていない。
日本の第2勇新丸に酸の入ったガラス瓶を投げつけ破壊し、イギリスとオーストラリア人2名が実力で乗船してきたが、これは不法侵入、器物損壊罪に相当する。
大きく言えば、主権侵害である。
公海上の日本政府・水産庁の船舶であるから、日本の法律が適用され、日本に連行し、刑事裁判を受けさせなければならない。
それがルールというものだ。
それを現場で2名を釈放し、確信的テロ行為者に対して 「もう妨害行動はしない」 などと一筆をとろうとするから、人質を楯に脅迫するのはテロリストだと日本が逆に攻撃されることになる。
昨年、このアメリカの反捕鯨団体シー・シェパードが投げつけた発煙筒により、日本の船が火災を起こし、日本人1名が亡くなっている。
疲れたアヒルの顔を持つ高村大臣では何ともならないだろうが、こういう国際問題で表立って発言しない政治家というのは、税金の無駄飯喰らいだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)

コメント
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