武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

なぜ中国製ギョーザに毒が入れられたか

2008年01月31日 | 人間の欲望
中国ギョーザ毒物混入事件。
中国の食品安全は動物園レベル以下だと言うのは簡単だが、今回の事件はそうではない。
この問題は1ヶ月前から発生していたが、この事件の本質は残留農薬ではなく、意図的に毒物が混入されたのではないか、という背景を疑いメディアは発表を控えていた。
ところが、今回、千葉で1家5人が中毒を起こし、5歳の女児が重体になって騒ぎが大きくなった。それまで、JT、生協、加ト吉、味の素、イトーヨーカドー、そして厚労省、警察関係者は戦々恐々としていた。
どうもこれは日本サイドの問題ではなく、中国側に問題があるという確証を得て発表した形になっている。
つまり、意図的な毒物混入だと桜田門と公安は見ている。
果たして中国産の食品を口にしても大丈夫なのか。
パナマでは、中国製かぜ薬を服用した患者が約100人死亡、北米ではペットフードで犬や猫が大量に死亡し、それぞれ毒性物質が検出され輸入禁止になった。 
偽粉ミルク事件では中国国内で乳児が多数死亡したと言われる。
上海では、牛乳消費量が約4倍に伸びたが、乳牛への抗生物質やホルモン剤の過剰投与が明らかになり牛乳パニックに陥ったという。
日本は食品輸入で中国に大きく依存している。全輸入量に占める中国産の割合は16%になるという。
中国産の冷凍ホウレンソウから大量の農薬が残っており、中国産シイタケやキクラゲなどは特に危ない。
そして、日本の検疫所でのチェックは、ほとんどが書類検査のみ。
日本では使用禁止になっている農薬が中国産野菜から大量に出ている。
中国から健康食品として日本に輸入された製品で、健康被害を起こしたのは、昨年までの5年間で約800件。4人が死亡したと言われる。
無法地帯ともいえる中国の危ない食品。
農薬や抗生物質は言うに及ばず、食品の見栄えをよくしたり、成長を促進したりするためにホルモン成長剤を使用し、さらには毒性物質も平然と使用するという。
但し、中国・河北省の食品製造会社「天洋食品」は、餃子中毒事件にすばやく反応し、そういう殺虫剤が混入されたことはないと断言した。
中国に製造委託し輸入したのは商社・双日であり、JT (日本たばこ産業)の子会社ジェイティーフーズ(東京品川区)が仕切っており、各スーパーを通して日本全国で被害が拡がっている。
今回、ギョーザから有機リン系の殺虫薬メタミドホスが検出されたが、実は、内容物ばかりでなく、袋そのものからこの殺虫薬が検出されたという。
このメタミドホスは日本では使用が禁止されている為、入手が困難である。
ということは、残留農薬の問題ではなく、意図的に殺虫剤を混入したのではないかと見るのが自然だ。
そうだとすると、殺傷目的、あるいはテロということも視野に入れなければならない。いずれにしても中国食品は危険だ。
(ムラマサ、きりりと鳴る) 
 
コメント
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