武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

福山雅治と坂本龍馬

2010年01月02日 | 人間の欲望

福山雅治と坂本龍馬。

大晦日の紅白歌合戦、福山雅治が、故郷・長崎のグラバー園のライブで、新曲「はつ恋」を歌った。歌っている最中、雪が舞い散るように見えたが、やはり雪が降っていた。坂本龍馬の演出であったのだろうか。

明日、3日にスタートする大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬を演じる福山雅治、どんな龍馬を見せてくれるのだろうか。篤姫はすこぶる良かったが、昨年の「天地人」はひどかった。最初の5回ほどは我慢して見たが、我慢の限界を超えて、後は見なかった。

篤姫の幕末、当時の自民党・麻生政権と重なり合い、逆巻く時代の波を感じたが、今回、幕末そのものを描く「龍馬伝」の切り口はどうだろうか。
やはり龍馬は司馬遼太郎だろう。司馬の龍馬は、日本に素晴らしい贈り物を残してくれた。司馬さん自身も、「坂本龍馬」に対しては、尋常ならざる思い入れを吐露されたことがあった。
薩長連合が、250年に渡った徳川幕藩体制を崩壊させ、明治維新を成し遂げ、立憲君主制の新政府を樹立したが、その後の日本の近代化は、平坦な道では決してなかった。
今の日本、自民党政権を倒したものの、平成維新と言って良いものかどうか。鳩山、小沢つまり小鳩政権に日本を任せて良いものかどうか、疑問符がつく。

さて、福山龍馬、大晦日の長崎は最低気温1,1度。日中から雪が降ったりやんだり、という空模様であったという。福山の吐く息は白かった。

高知・桂浜の坂本龍馬が土佐藩を脱藩し、1865年、長崎に作った商社「海援隊」の前身、「亀山社中」を結成したのが長崎である。
ポルトガル、オランダを相手にして、江戸幕府公認の貿易港・出島を抱えていた長崎、そこに龍馬は何を見たのか。欧米列強との国力の違い、英国、フランスの海軍力。
ちょんまげの日本を回天させる龍馬の背中に、何をおぶさっていたのか。
龍馬暗殺まで、あと2年。
(ムラマサ、月光に冴える)

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