武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

小沢一郎、虚構の日々

2010年01月24日 | 人間の欲望

小沢一郎。
昨日、ガマと特捜部が、槍を突き合わせ、お互いの強さと弱点を試し合った。
まず特捜部はガマに、被疑者であることを告げ、黙秘権があることを知らせた。
紀尾井町のホテル・ニューオータニ、特捜部の聴取を4時間半受けたガマは、同じホテルで夜8時17分から約20分間、会見を開いた。弁護士2名同席。

ガマは、深沢8丁目の土地購入に関し、3億4千万円の原資は個人資産を使ったことを表明した。そして政治資金報告書の不実記載についての関与を全面否認、また水谷建設や他のゼネコンからの裏献金を全面否定した。

(以下、小沢の説明と本ページの見解)
★2004年の土地売買が2005年の売買のように記載されている問題について。
小沢、「私が実務的な点まで、立ち入って関与したことはない。日付を翌年にしたからといって、政治家として何ら困ることもメリットもないわけだ」。

本ページの見解、「そうする理由が、何かあった。小沢がとぼけているのは何故か。多分、他にも分かっているだけで10億円以上の土地、マンションを買い漁っていたから、一時期に不動産購入の金額が突出するのを嫌ったということではないか」。

★自身の進退について。
小沢、「辞めない。このまま続ける」
本ページの見解、「辞めなければ、小沢ドクロ城への攻撃は止まない。城を攻め落とすか、相手の首級をとるかの戦いになる」

★土地購入の4億円に関する説明が変わった点。昨年は4億円を担保に銀行からカネを借りて払ったとしていたが、今は個人資産で払ったと説明を変えたことについて。

ガマは、この説明の変転について、何ら納得する説明をしなかった。つまり、明らかな小沢サイドの隠蔽と虚偽であり、小沢サイドの弱点になった」。

★水谷建設の裏金1億円が小沢サイドに流れたという疑惑について。
小沢、「私はそのような不正なカネは、水谷建設はもちろん、他の会社からも受け取っていない。私どもの秘書、元秘書も受け取っていないと確信している」と述べた。
本ページの見解、「ここが攻防の剣が峰だ。小沢サイドは、完全否定するしかない。今後、特捜部から、まだ明らかになっていないエビデンスが出るかどうか。あるいは水谷功・元会長の供述だけで小沢を立件できるかどうか」。

なお、ガマは検事調書については、2通、確認の署名をしたそうな。

総体的に見ると、小沢はゼネコン裏金の完全否認、不実記載の関与の否定、つまり特捜部との全面対決の構図は変わっていない。これで特捜部が小沢を立件できなければ、特捜部は今後30年間、暗黒の時代を迎えることになる。
樋渡・検事総長と佐久間・特捜部長、大野・法務省事務次官の赤門ラインは、玉砕の敗戦記念日になる。
検事総長は認証官でもある。認証官とは天皇陛下から認証されるという国家権力の重要ポストにあり、同時に、この意味は政権党の承認がなければ任官できない。
だから特捜部は、やるか、やられるかの死闘であり、ドクロ城に切り込んで凱歌を上げるまで、闘いの終息はない。
(ムラマサ、低くボレロを口ずさむ)

コメント
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