自民党。
自民党の本質は、利権つかみ取りの政党であるから、野党に転落して、権力を失えば、たちまちにして雲散霧消するようなものだ。それを専門用語で、「馬糞の川流れ」という。
今年、7月の参院選をめぐり、自民党からは現職の参院議員が4名離党した。
彼らの本音は、自民党にいては利権にありつけない。それどころか落選の憂き目にあうか、仮に当選しても野党暮らしの傘張り浪人にはなりたくない。
だから、民主党に擦り寄る、あるいは国民新にもぐりこむかという、みっともない醜態をさらしている。
近々の共同通信や読売新聞の二つの世論調査を見ると、鳩山政権の支持率は約50%近辺で下げ止まった。また民主党の支持率は40%ほど、対して自民党は凋落に歯止めがかからず、17%ほどだから、ダブルスコア以上の大差になっている。
自民党にとってハニー谷垣ではどうしようもない。サイクリングで衝突して顔面に怪我を負いながら、「一緒にやろうぜ」といっても目先の利く人間は離れていく。思い切って河野太郎あたりに党首をさせるくらいでないと、自民党の再生はない。
今年7月の参院選、73歳の山崎拓は駄目だが、75歳の青木、73歳の片山はOKだなんてやっていると、自民党は高級老人ホームと変わりない。引退の2文字を突きつけなければ、自民党の崩壊は止まらない。
また、小泉さんのセガレ、小泉進次郎は人気があるらしいが、旅行会社の添乗員のようなことをやって、カレーのウンチクを喋っているようでは、情けない。政治家というより、孝太郎と同じようにタレントの道を進んだほうが本人の為ではないか。
★小沢の4億円のトリック。
一昨日の田原のサンプロ、その中で小沢一郎の息がかかっている元特捜検事の郷原信郎が、小沢の政治資金報告書に4億円の借り入れの記載があることを、実際の報告書を皆に見せて、「小沢のいうことは正しい」と述べていたが、それはトリックなのだ。
つまり、その4億円は銀行から借り入れ、その金で深沢の土地を買ったことになっている分で、実際は、小沢から紙袋で渡された別の4億円のキャッシュで石川知裕が不動産屋に支払っており、銀行から借り入れた4億円はアリバイというか見せ金であった。その分の記載なのだ。つまり郷原信郎は、テレビでトリックを披露したに過ぎない。
★民主党の政策。
民主党はマニフェスト選挙を崩壊させてしまったといわれている。
ガソリン暫定率廃止の嘘、高速道路無料化の嘘、子供手当て全額国家負担の嘘、後期高齢医療制度廃止の嘘、さらに消費税を4年間上げないということも怪しくなっている。つまり民主党は嘘つきの集団ではないのか。
そしてマニフェストで実現したことは、高校授業料の無料化だ。しかし高校授業料無料化というのは、今の大借金財政では必要ない。その予算は年間4千億円。
まず公立高校の授業料月1万円で困っているという話を聞いたことがない。地方の工業、商業高校の生徒にとって重要なことは、授業料の無料化ではなく、地元企業に就職できるかどうかなのだ。つまり中小企業に対する経済支援が必要なのだ。
★韓国朝鮮人に参政権を与えるな。
民主党は逆に、マニフェストに載せていない、在日韓国朝鮮人に参政権を与える法案を18日から始まる国会に出すことを昨日(11日)、官邸で確認したそうな。それが成立すれば、日本は合法的に巣くう、ダニの政治勢力を容認することになる。基本的には憲法違反である。
参院選で民主党を敗北させる。
(ムラマサ、鋭く斬る)