たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

新しい仏壇

2011年06月06日 18時52分24秒 | 暮らしの記録

実家の古い仏壇とご本尊の お焚き上げ供養処分の話を 先日 書き記しましたが 父母が残した大切なものを バトンタッチする立場の長男としては やはり 仏壇だけは 処分して終わり という気持になれず ちゃんと 受け継ごう(引き継ごう)と 決意しました。とは言え 住宅事情からして 実家の 処分した古い仏壇のような 大きな金仏壇40号とか50号等 とてもじゃないが 安置するスペースは有りません。そこで これまで 全く無縁だと思っていた 近くの仏壇仏具店に何回か足を運び いろいろ学び 情報、知識を得ました。例えば マンションの部屋でも  違和感のないような 小型の 「家具調仏壇」の存在を知り 検討の上 これを購入しました。タンスやサイドボードの上にでも 安置出来 暗いイメージも有りません。8畳の座敷の床の間の横に でんと収まっていた 実家の仏壇とは比較しようもありませんが 仏壇を受け継ぐ(引き継ぐ)気持の 精一杯の形だと 自分に言い聞かせているところです。

仏壇が届きましたが 「ご本尊」が飾られていなければ ただの箱であり 早速 菩提寺に 「ご本尊(阿弥陀如来絵像)」「脇掛(親鸞聖人絵像、蓮如上人絵像)」 3幅の 本山への申し込み手配のお願いをしました。ちなみに 菩提寺は 浄土真宗本願寺派です。「ご本尊」「脇掛」は 仏壇の大きさに適したいろいろなサイズのものが有り 「新しい仏壇」は 最も小さいサイズ「20代」が適合サイズです。また 各サイズには 「金襴」「桐」「藤」の3仕様があり サイズ、仕様によって 本山への「冥加金」の金額が違ってきます。サイズ「20代」、仕様「藤」の場合 「ご本尊」「脇掛」1幅につき 15,000円、とのことで 3幅合計で 45,000円と 送料1,500円を 送金しました。

先日 本山より 「ご本尊」「脇掛」 と 「免物(在家)冥加受納書」(領収書)が 送られてきました。本来ならば 「新しい仏壇」に 「ご本尊」「脇掛」を 飾る前には 「入仏法要」(にゅうぶつほうようを 執り行うところですが 日程上の都合等から 「古い仏壇」の「閉扉法要」(へいひほうよう)を 「遷仏法要」(せんぶつほうよう)を兼ねる形にしてもらい 省略しました。

「新しい仏壇」は どうみても 小さな家具のようでしたが 「ご本尊」「脇掛」を 飾り 線香、ローソクをたてると がぜん 尊厳が備わってくるものです。

仏壇関連について いろいろ書き記しましたが 全て ここ2~3ケ月の間に得た情報や知識が元で なにか誤った解釈や説明をしているのではないかと 内心ひやひやしているところです。