我が家の狭い庭は でっかくなり過ぎた樹々達で すし詰め状態になっています。東南の隅の梅の木(前の梅の木)は 腰の高さの幹回りが 75cm、北西の隅の梅の木(裏の梅の木)は 52cm、最早 大木になってしまいました。
梅の木は 毎年2月 いち早く花をつけ 春を告げてくれ この時期になると どっさりと実をつけてくれる 我が家にとって なくてはならない存在には なっていますが いかんせん 大きくなり過ぎて 悩んでいます。
前の梅の木は 道路上に大きく枝を張り出し、裏の梅の木は 裏隣りのお宅の敷地に 枝を張り出しており 気が気ではありません。毎年この時期 出来るだけ 顰蹙を買わないように 梅の実採取を兼ねて 大胆な剪定を行っていますが なにしろ 梅雨の合間の しかも土日となると なかなか タイミングが合いません。
今日は 午前中 なんとか 雨は無さそうということで 敢行。半日で 前の梅の木、裏の梅の木、2本を片づけるのは 体力的、時間的に 不可能。今日は 先ず 裏の梅の木に絞っりました。
鈴なりの実を付けた 直径5cm以上の生きてる大枝をバサバサ切り落とす際は さすがに しのびないですが 「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と 念仏(?)を唱えながら 思いきるしかありません。梯子を上り 硬い老体をよじらせて 枝枝の間にもぐりこみながら ノコギリを使う作業は 楽ではありません。どんなに注意しても 梅の枝のトゲに触れ あっちこっち ひっかき傷を負います。いつものこと、妻との共同作業です。妻は 切り落とした枝から 実をもぎ取り 枝を積み上げます。
約3時間の作業でしたが 実は この後の作業が また大変なのです。積み上げてある大量の枝を 市のゴミ回収に出せるように 切り刻み 一定の束にしなければなりません。それに また 2時間。約5時間掛かって 裏の梅の木の 梅の実採取、剪定作業は 終了しました。
採取した実は 約26kg有りました。裏隣りのお宅の庭にも かなり落ちてしまったので 約30kg以上の実を付けていたんだろうと思います。
採取した実は その年、その年で 使い道が異なりますが 通常 梅酒や梅干しにします。そんな分けで 我が家は 飲み切れずに 増え続ける自家製梅酒や 自家製梅干しのストックの 置き場所に悩んでいます。
今回は 梅干し用に 分けて欲しいという近所の奥さんがあり 早速 10kgを届けて 喜んでもらいました。