「中学生日記より」
「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代に 一度書き込んだことの有る「中学生日記より」を 改めてリメイクしてみようと思っているところだ。「中学生日記」とは 中学生だった頃のM男が ほんの一時期付けていた日記帳のことで 数年前に実家を解体する際に発見した、ボロボロのゴミ同然の日記帳のこと。まさに「タイムカプセル」を開けるが如くの感じで、ページを捲ってみると すっかり喪失してしまっていた記憶が 断片的に炙り出されてくる。まさか 60数年後に、ブログで第三者の目に晒される等とは 当時のM男は想像もしていなかったはずで 下手な文章、下手な文字、誤字脱字多しの日記である。
その11 映画「姉妹」と「ノンちゃん雲に乗る」
昭和30年(1955年)7月17日(日)、天気 晴、
起床 6時3分、就床 10時5分、
映画をみに行った(観に行った)。
題、
1、「姉妹」
2、「ノンちゃん雲に乗る」
3、ニュース その他、
行き 12?時の汽車、
帰り 3時の汽車
帰家 15時(3時)40分
当時 子供向けの教育映画として「文部省推薦映画」なる作品が結構あったような気がする。どうも 隣リ町の映画館で その「文部省推薦映画」「姉妹」、「ノンちゃん雲に乗る」が上映されていたようで、日曜日、M男は、親の許可も取り、多分 従兄弟で同級生T男とつるんで出掛けたんだと思う。
映画のあらすじもキャスト等 まるっきり記憶から喪失していたが
今更になってネットで調べてみると・・・・、
「そう言えば・・・そんな映画だったかなあ・・」
なんとなく 記憶が炙りだされてくる。
M男の家は 最寄りの駅まで徒歩で30~40分も掛かる集落に有ったが、その日は汽車で(当時はまだ蒸気機関車時代だった)往復したようだ。
「12時の汽車」「3時の汽車」
1時間に1本程度の単線ローカル線だったこともあり、大人も子供も 汽車の通過する音を聞いておよその時刻を測っていた時代、なんとものんびりした暮らしだった気がする。
「姉妹」
社会派の家城巳代治監督、中央映画製作で 昭和30年(1955年)に公開された映画。野添ひとみ、中原ひとみ、同じ「ひとみ」の名を持つ女優二人が姉妹役で出演で話題になっていたようだ。
(ネットから拝借画像)
「ノンちゃん雲に乗る」
1951年に出版された石井桃子の児童文学作品「ノンちゃん雲に乗る」が 昭和30年(1955年)に 監督 倉田文人、出演 鰐淵晴子、原節子、藤田進、徳川夢声、名古屋章、大泉滉、等々で製作、公開された、新東宝配給の映画。
(ネットから拝借画像)