たけじいの気まぐれブログ

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何度でも笑ってしまう「シルバー川柳」リバイバル(4)

2022年10月29日 10時52分13秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会(有老協)」が、2001年に、設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募」と「入選作品発表」。毎年、楽しみにしている類であるが、22回目となる今年も、9月に、「入選作品」が 同協会のホームページ上で発表され、当ブログでもご紹介させていただいた。
過去の「入選作品」も、同協会のホームページ上で、いつでも閲覧出来、これまで、毎年のように、繰り返しご紹介しているが・・、
  何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」
いずれも、川柳の「才能有り」の人達の傑作揃い、思わず吹き出してしまったり、有る!、有る! 頷いてしまったり、上手い、座布団2枚!・・等と膝を打ってしまったりする句ばかり。
頭カチカチ、ユーモアセンスゼロ、川柳の才まるで無しの爺さん。
2022年も終盤、今年も川柳で笑って締めたいものだ等という気になり、過去のブログ記事をコピペ、リメイク、「入選作品」に、再登場してもらうことにした。


(注)「シルバー川柳入選作品」を、当ブログ上でご紹介することについては 
同協会のご承認をいただいている。


「第4回シルバー川柳入選作品」(全20作品・順不同)
2004年(平成16年)、14,000以上の応募から選ばれた作品

歳とれどなぜ口だけは歳とらぬ (男性・80歳)
(どんな所でも、おばあちゃん達のおしゃべり、元気でにぎやか、エンドレス・・)

孫優さしさっきも聞いたと言い出さず (女性・61歳)
(何度も同じことを話しても、聞いてくれるお孫さんがいて、幸せですね)

こんにちは笑顔で答えて名を聞けず (女性・56歳)
(確かに知ってる人なんだけど?・・、どなた様?とは、とても聞けずに、むにゃ、むにゃ・・)

来てやった貰ってやったで五十年 (男性・75歳)
(お互いに強気の老夫婦、言い合える内は、元気な証拠です・・・)

定年後関白の座そっと降り (男性・78歳)
(今時でも、関白の座って、有ったのですか?・・・、関白になれなかった男) 

おれおれと名のって妻にすぐ切られ (男性・60歳)
(はなっから、信用されてないようですね・・・?、かわいそう・・)

飲んだっけちり籠のぞき確認し(女性・68歳)
(アハハハハー、有る、有る、・・、さっき飲んだような気もするし、まだのような?・・・)

介護され初めて気付く親不孝 (男性・69歳)
(介護する側、される側、実際なってみるまで、本当の大変さが分かりませんね)

共白髪まっぴらごめんと妻茶髪 (男性・61歳)
(年寄りくさい夫とギャップが大き過ぎ・・、後姿は、父?と娘?、いやはや・・)

つまずいた小石に歳を教えられ (男性・69歳)
(よく見たら、1cm大の石、こんな小さな石につまずくとは、わたしも・・・)

聞くたびに話が違う「若い頃」 (男性・64歳)
(膨らませたり、美化したり、脚色が次第に多くなり・・)

「呆けちゃった!」難を逃れる名セリフ (女性・64歳)
(失敗したら、「呆けちゃった」、笑ってごまかせる歳になり・・・)

長寿者に「ひけつ」は何かと医者が聞き (男性・61歳)
(医者もうらやむような元気な超高齢者が多くなり・・・)

離れ住む子らに病む日も無事と書き (男性・73歳)
(子供達には、出来る限り心配させたくない親心・・、でも頑張り過ぎは、いけないかも・・)

妻の愚痴お茶と一緒に軽くのむ (男性・63歳)
(機関銃のように飛んでくる愚痴、右の耳から左の耳、お茶と一緒の飲み込みでもしないと、身が持たない・・、てか)

補聴器を外し無敵の父となる (男性・47歳)
(いくら、かみさんからガミガミ言われようと、わしゃ何にも聞こえません。デンと構えて・・)

聞こえぬも心配風呂場の下手な歌 (男性・69歳)
(あらっ!、おじいちゃんの歌声止まったけど、どうしたのかしら?)

「愛してる」じじの返事は「馬鹿言うな」 (女性・77歳)
(今更なあー、照れるじゃないか・・・・シャイな昭和爺さん)

還暦はシルバーシートを浅く掛け (男性・72歳)
(人生100歳時代、「還暦」なんて、世間では、「シルバー」とは見ていませんよー・・・、本人も、そんな気がして・・、なんとなく遠慮がち?)

座る時立つ時ひざが手を頼り (女性・80歳)
(ヨイショ!、ドッコイショ!、いちいち気合を入れないと・・・、ね)

(ネットから拝借イラスト)

(つづく)

 

 

 


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