毎年、7月頃から11月頃、散歩の途中や畑地や公園等、あちらこちらで見掛ける花の一つに、「コスモス(秋桜)」が有る。コンデジでやたら撮った拙劣写真が、外付けHDにたまっているが、昨年の秋に、その何枚かを引っ張り出して、与謝野晶子の詩を付けて、「ZUISO」にしていたことを思い出した。せっかく作ってある「ZUISO」、たまには見てみようという気になり・・・。
「コスモス(秋桜)」は、秋晴れによく似合う花であると思っている類であるが、今年は、なんとも天候不順、天高い秋の空が長続きせず、しっかり見ていない内に、そろそろ見頃が過ぎようとしている感じだ。
ZUISO 「コスモスの花」 与謝野晶子
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「コスモス」(「壺の花・小曲十五章」より) 与謝野晶子
一本のコスモスが笑ってゐる
その上に、どっしりと
太陽が腰を掛けてゐる
そして、きゃしゃなコスモスの花が
なぜか、少しも撓(たわ)まない
その太陽の重味に
「コスモスの花」 与謝野晶子
少し冷たく、匂(にほ)はしく
清く、はかなく、たよたよと
コスモスの花、高く咲く
秋の心を知る花か
うすももいろに、高く咲く
「晩秋の草」 与謝野晶子
野の秋更けて、露霜(つゆしも)に
打たるるものの哀れさよ
いよいよ赤む蓼(たで)の茎
黒き実まじるコスモスの花
さてはまた雑草のうら枯れて
斑(まだら)を作る黄と緑
「無題」 与謝野晶子
うす紫と、淡紅色(ときいろ)と
白と、萌黄と、海老色と
夢の境で見るやうな
はかない色がゆらゆらと
わたしの前で入りまじる
女だてらに酔ひどれて
月の明かりにしどけなく
乱れて踊る一むれか
わたしの窓の硝子(がらす)ごし
風が吹く、吹く、コスモスを
美しい写真と詩のコラボレーションをしみじみと拝見いたしました😌
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👴:三連休のスタートですが急激な気温の変化に注意して過ごしましょ~!
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🔶それではまた👋・👋!
コンデジで撮った拙劣写真ばかりですが、音楽や詩とコラボすると、違った感じに見えるから不思議ですね。
当地、今日は、快晴ではありませんが、久し振り、日射しが有り、ちょっと、気分良し・・です。