たけじいの気まぐれブログ

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何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」リバイバル(2)

2022年10月23日 06時15分22秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会(有老協)」が、2001年に、設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募」と「入選作品発表」。毎年、楽しみにしている類であるが、22回目となる今年も、9月に、「入選作品」が 同協会のホームページ上で発表され、当ブログでもご紹介させていただいた。
過去の「入選作品」も、同協会のホームページ上で、いつでも閲覧出来、これまで、毎年のように、繰り返しご紹介しているが・・、
  何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」
いずれも、川柳の「才能有り」の人達の傑作揃い、思わず吹き出してしまったり、有る!、有る! 頷いてしまったり、上手い、座布団2枚!・・等と膝を打ってしまったりする句ばかり。
頭カチカチ、ユーモアセンスゼロ、川柳の才まるで無しの爺さん。
2022年も終盤、今年も川柳で笑って締めたいものだ等という気になり、過去のブログ記事をコピペ、リメイク、「入選作品」に、再登場してもらうことにした。


(注)「シルバー川柳入選作品」を、当ブログ上でご紹介することについては 
同協会のご承認をいただいている。


「第2回シルバー川柳入選作品」(全29作品・順不同)

年の差がだんだん開く妻の謎 (男性・62歳)
(加齢と共にじじむさくなる夫、一生懸命?若さを保とうとする妻の差?・・かな)

おんぶした子をリストラでまた背負い (男性・78歳)
(やっと巣立った子供が、戻ってきて同居・・・、そういう時期、有ったような気がします)

還暦は鼻たれ小僧おらが村 (女性・80歳)
(昔は、60歳ともなれば、長老と呼ばれたものですが、今じゃ、若い衆と呼ばれたり・・)

いつもビリ天国行きもビリで良し (男性・79歳)
(なにやってものろま、もう、みんな天国に行っているのに、やっぱり、ビリになりそう・・・)

耳遠くあの世のお呼び聴こえない (男性・81歳)
(とっくに、◯◯さーん!、って、呼ばれているかも知れないけど、全然聴こえないのです)

資産分けすめばシルバー蚊帳の外(女性・40歳)
(蚊帳の外にならないよう、踏ん張りましょう)

徘徊と噂されて散歩を止め (男性・68歳)
(認知症徘徊老人が・・、等と通報されないように、注意して歩いていまーす!)

忘れ物とりに戻れば又忘れ (女性・70歳)
(アレレ!、何を取りに戻ったんだっけ?・・・有る、有る)

あれはそこそれはあそこにちゃんとある (女性・60歳)
(あれ、それ、そこ、あそこ・・で、すべて分かってるんですから、たいしたものです)

云いすぎてゴメンが云えぬ夜の長さ (女性・81歳)
(気まずい雰囲気・・・有る!有る!)

わたしの手ひっぱらないであの世から (女性・71歳)
(毎日、楽しくてしかたないんですから・・・、???)

妻が書く老後の計画俺イナイ (女性・42歳)
(奥さんの5年後、10年後、20年後の計画には、ご主人が入っていない?・・てか、トホホホ!)

体調の良い日は医者をはしごする (男性・65歳)
(血圧良し、体温良し、天気良し、では、病院へ。有る!、有る!、でも、なんだかなー・・・、)

あの世まで住基ネットで見送られ (男性・68歳)
(そんな世の中に・・・、)

世界一とうとう寿命だけとなり (男性・62歳)
(つい最近まで、世界一がいっぱい有った日本も、どんどん失速し・・)

ネクタイを捨てたら消えた肩の凝り (男性・68歳)
(定年退職後、肩凝りが消えた・・、ご苦労様でした)

着メロに軍歌を入れて歳がバレ (男性・74歳)
(ちょっと、ちょっと・・・・)

喜寿過ぎの浮気は妻に励まされ (男性・74歳)
(どうぞ、どうぞ・・、てか)

還暦は「もう」「まだ」で使い分け (男性・68歳)
(還暦を、「もう」、「まだ」と言ってた頃が 懐かしい・・・)

若返り亡夫にすまぬ旅の宿 (女性・82歳)
(旅行に、カルチャーに、私、いま ルンルンなんです)

來世も一緒ですワと妻の世辞 (男性・81歳)
(◯◯もおだてりゃ木に登る、うまく夫を操縦する奥さんの術(すべ)・・かな)

天国の友へ昼寝で会いにゆく (男性・81歳)
(日向ぼっこで、うつらうつら船を漕いでるおじいちゃん、竹馬の友の夢を見てるのかなー)

おい!おまえ!いつしか妻の名を忘れ (女性・48歳)
(「◯◯さん」って呼んだの、50年前が最後だったりして・・・)

深夜なる受話器とる前深呼吸 (女性・40歳)
(夜中の電話、まさか・・・、予感が当たること、よく有りますね。深呼吸して・・)

医者よりも様子良く聞く見舞い客 (女性・80歳)
(病気情報知識豊富な人が多くなり、詳しい、詳しい・・・、お医者さん顔負け)

驚いたあの人あの年あの色気 (男性・78歳)
(年齢を知ってビックリ、って人、います、います、)

欠点を個性と唱え婆生きる (女性・80歳)
(そうです。今更、変えること出来ません。おしゃべりも、怒りっぽいのも個性?・・、ナニ?)

家事おぼえ妻の手抜きが見えてくる (男性・56歳)
(手抜きだって、長年の経験で得た主婦の術(すべ)なんですよー、だ)

居酒屋で出世払いのツケ利かず (男性・50歳)
(定年退職したら、もう出世払いは無理でしょうね)

 

(ネットから拝借イラスト)

(つづく)

 

 


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2 コメント

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おはようございます。 (menusan)
2022-10-23 09:30:41
「世界一とうとう寿命だけとなり (男性・62歳)」

おもろいですね、まさに今日の日本を物がっていますね。
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menusanさん、こんにちは、 (takezii)
2022-10-23 10:00:43
閃き、着想、風刺、ユーモア、
五七五、わずか17文字で、うなずける表現をする・・、
皆さん、上手いですね。
技術では、トップを自認していた日本ですが、いまでは、どんどん、追い越されている気がします。半導体家電品、然り、他国を頼っている有様、
盛り返してもらいたいものですね。
コメントいただき有難うございます。
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