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3月30日、「フランシーヌの場合」

2021年03月30日 08時44分44秒 | 懐かしいあの曲

每年のこと、「3月30日」という語感から、なんとなく思い浮かんでしまう曲がある。
多分 年配の方であれば誰でも知っているはずの「フランシーヌの場合」だ。

今更になってネット等で調べてみると
「フランシーヌの場合」は 1969年(昭和44年)に 作詞 いまいずみあきら、作曲 郷伍郎、唄 新谷のり子、フランス語ナレーター 古賀力(つとむ)で 発売されたフォークソング。

1969年3月30日の日曜日の早朝、ヴェトナム戦争とビアフラの飢餓問題に抗議して、パリの路上で焼身自殺した女子学生フランシーヌ・ルコント(Francine Lecomta)を歌った歌だった。当時、大ヒットし、80万枚以上の売り上げが有ったようだ。

当時あまり気にしていなかったが、曲の途中にフランス語のセリフが入るユニークな作りになっており、そのセリフは次のような内容だという。

   フランシーヌはもう我々のところに戻ってこない
   この子はかわいそうな人生を終えた
   3月30日の何ということもない朝
   フランシーヌは友愛の旗印に身を委ねた
   それは日曜日のことだった
   パリで一つの命が永遠に燃え尽きた
   フランシーヌ

今聴いてみると フォークソングというよりシャンソンの雰囲気が感じられる曲のように思う。

「フランシーヌの場合」・新谷のり子 (YouTubuから共有)
      ★「この動画はYouTubeでご覧下さい」をクリックすると視聴出来る


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6 コメント

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おはようございます (九州より)
2021-03-30 09:29:34
この歌は大学生の時にラジオから流れていました。
南ベトナム戦争がベトナム戦争へと本格化する前、
圧政に抗議する僧侶の焼身自殺が伝えられていた頃です。
正直、やりきれない歌で、
あまり好きではありませんでした。
でも、運転中に聴いているアルバムに入っているので、いまでも時々耳にしています。
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九州よりさん、おはようございます、 (takezii)
2021-03-30 09:45:11
本当にやりきれない歌ですね。多分 あまり好き好んでいた分けでは無かったと思いますが 何故か脳裏に焼き付いている曲のような気がします。私の場合は、ただ聞き流していただけで 改めてしっかり最後まで聞いたの、今回初めてのような気がします。目から鱗・・の部分も有ります。
コメントいただき有難うございます。
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そういう内容だったんですね (niceshotpete)
2021-04-27 23:21:28
遅いコメントで恐縮。

まだ10歳になるかならないかの頃に聴いた歌。
変な歌詞の曲だなぁ、くらいの認識だったかと。
3月30日が妙に印象的でしたが、なるほど、そういう事だったんですね。今、初めて知りました。
歌詞を見なくても、1番?は歌えます。
それくらいインパクトがあったんですねぇ。
懐かしいあの曲シリーズはまさにtakejiiさんの独壇場。素晴らしいシリーズです。
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niceshotpeteさん、こんばんは、 (takezii)
2021-04-27 23:34:40
最近の音楽は、知らず、分からず、覚えられずの記憶力減退爺さんですが なぜか 若い頃、なんとなく聞いていた音楽は 曖昧ながらどこか脳裏に焼き付いていて、そんな音楽ばかり聞いているんです。当時は どんな音楽かも良く知らず、ただ聞いていただけでして、今更になってネット等で知り、目から鱗に、なっている次第。お恥ずかしい限りです。コメントいただき有難うございます。
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そういえば (niceshotpete)
2021-04-28 00:04:09
先日訪れた銀山平には開高健の碑がありますが、
1969年、開高は、朝日新聞社の特派員としてビアフラを視察した、ってのを思い出しました。
そんな事も思い出させて頂きました。余談でした。失礼。
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niceshotpeteさん、おはようございます、 (takezii)
2021-04-28 06:19:17
すっかり喪失しているような記憶も、何かのきっかけで炙り出てきて、芋づる式に思い出せるってこと、よく有りますね。ビアフラから 開高健の話、初めて知る話ですが、有難うございます。
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