古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

月山     森敦

2016-09-05 18:54:01 | 小説の紹介
第七十回昭和48年下半期。


食うに事欠いた男が山に行けば食わしても


らえるだろうと、月山を目指す。山小屋で


冬を迎えるが、障子で繭のようにして過ご


す。その村では密造酒をしているようだ。で


も東北弁の描写で会話は九割わからない。東


北の人以外分からないだろう。正直言って、


この小説の七割はわからなかった。ただ文体


の中に、東北の寒さの厳しさが窺いしれ、文学


的に誇り高いということは分かった。東北に行


っても、十割分からないんだろなア。
コメント
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