角川文庫 平成11年
装丁に女の外人がうつっている、なんか昭和を感じさせるその
テイスト。喜多嶋さんはおしゃれのつもりなのだろうか。
ホテルの日系人ガードマン・マリーの活躍を描く。
風力発電をするのにヘンリーという男がハワイに来て、クリスマ
ス・イブにツリーを灯す、その日までに妻のロリィの命がもつのか
というのが焦点になっていく。
そのロリィの最期はお涙チョーダイで、今時(まあ、二十年前だが)
こんなので泣く人はいないだろうな、と思わせる。
からの~的なコントが始まるのかと思ったが、始まるわけもなく、愁嘆
場は繰り広げられるのだった。
いい意味でも悪い意味でも喜多嶋さんっていう人はマジメなんだな。率
直で、たぶん、スゴくいい人なんだろう。
文章もクセがなくて読みやすい。でも、それだけでしたよ。辛口批評で
あぁい、とぅいまてぇんんん。まあ、あんまり多くを求めてはいけない
んでしょうねえ。時間つぶしのため、くらいに読むのが丁度いいのかも
しれません。……合掌。
装丁に女の外人がうつっている、なんか昭和を感じさせるその
テイスト。喜多嶋さんはおしゃれのつもりなのだろうか。
ホテルの日系人ガードマン・マリーの活躍を描く。
風力発電をするのにヘンリーという男がハワイに来て、クリスマ
ス・イブにツリーを灯す、その日までに妻のロリィの命がもつのか
というのが焦点になっていく。
そのロリィの最期はお涙チョーダイで、今時(まあ、二十年前だが)
こんなので泣く人はいないだろうな、と思わせる。
からの~的なコントが始まるのかと思ったが、始まるわけもなく、愁嘆
場は繰り広げられるのだった。
いい意味でも悪い意味でも喜多嶋さんっていう人はマジメなんだな。率
直で、たぶん、スゴくいい人なんだろう。
文章もクセがなくて読みやすい。でも、それだけでしたよ。辛口批評で
あぁい、とぅいまてぇんんん。まあ、あんまり多くを求めてはいけない
んでしょうねえ。時間つぶしのため、くらいに読むのが丁度いいのかも
しれません。……合掌。