新潮文庫 平成5年
川遊びについて描かれている。ぼくの生まれた春日部市
にも川が多く、近くに庄内古川という川が流れていた。
そこに8、9歳のころ、ハハと散歩していたのだが、ぼく
はそのとしまで自分でこうしたいとかのない人生を歩んで
きていた。まだ、8,9歳なのだから当然と言えば当然
なのだが、かなりの勇気を振り絞って、釣り、というもの
がしてみたいのだが、と言ってみた。
すぐに竹竿を買ってもらえて、すぐに竿は何本にも増えて、
釣りに毎日川に通った。
コイやフナ、オイカワやクチボソがいっぱい釣れて、持ち帰り
たらいや水槽に飼いだした。いつの間にか、極めてしまった
ので、釣りにも飽きて、今度は熱帯魚に凝りだして、今でも
グッピーを飼っている。
今でも釣りはしたいと思うけど、エサ問題というのが横たわ
っていた。そういうわけで、なんやかんやで今は釣りは致して
いない。
川は好きだ!……合掌。
釣りをするときにも、傍らにねぎっこ焼きがあれば、うれしい。うまうま、うまうま、と食べればあなたも幸せに……なれんのか? たぶんな(藁)。