講談社文庫 2005年1月
40歳の永遠子の恋愛遍歴を描く。クリトリスにバターを、的な
ことかと思うが。
性への描写が赤裸々に描かれるが、妙なイヤラしさもない、というか
辟易してしまうようなところがなかったのが救いだ。
カラッとしている。
たぶん、本人は異様にどろどろとした気分なのだろうなあ、と察するが
文学としてみたときに、それが、穢れではなくなっているのだ。
この人の特質だろうなあ、と思う。
しょっぱいドライブでも、どろどろを描きながらも、カラッとしたと
ころが読ませてくれた。
その書き方が踏襲されていて、さらに、パワーアップしている、という
感じである。
40歳の永遠子の恋愛遍歴を描く。クリトリスにバターを、的な
ことかと思うが。
性への描写が赤裸々に描かれるが、妙なイヤラしさもない、というか
辟易してしまうようなところがなかったのが救いだ。
カラッとしている。
たぶん、本人は異様にどろどろとした気分なのだろうなあ、と察するが
文学としてみたときに、それが、穢れではなくなっているのだ。
この人の特質だろうなあ、と思う。
しょっぱいドライブでも、どろどろを描きながらも、カラッとしたと
ころが読ませてくれた。
その書き方が踏襲されていて、さらに、パワーアップしている、という
感じである。