古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

続・岳物語    椎名誠

2019-12-15 11:20:35 | 本の紹介
集英社文庫   1986年


岳物語は文句なしの傑作だったが、さて、続はどうだろうか


と読んでみたが、チャンピオンベルトのくだりのプロットに


ちょっと問題があるのではないか、と思った。


プロットに問題点があるが、野田知佑さんとか、トッタン、


みったんなどのイキイキとした登場人物にシーナさんの父親


としての悲哀などが加わって、おもしろいことこの上ない。


読み方に同時代性が欠けているとは思うが、僕は何にも知る


のが遅いらしい。パブリックエネミーとRUN.D.M.C.は中学から


聴いていたが、2PACを知ったのは30代後半だった。


86年てことは33年前、こういういい作品はいつまでも読み


継がれていくのだなあ、と感じ入った次第です、、、合掌。



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