古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ロゼアンナ マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー

2024-08-15 07:53:37 | 小説の紹介

高見浩・訳 角川文庫 1965年

 

ヴァールー=シューヴァルとは夫婦であり、

 

ノルウェーの人ということだ。ノルウェーの

 

お作品を読むことになろうとは思わなかった。

 

カフカという米人の助けを借りて、そう書いて

 

あったので、アメリカから馳せ参じるのかと

 

思ったら、電話とかだけの参戦だった。

 

ロゼアンナとは、遊覧船で殺されたアメリカ人女性

 

の名前で、この女性は船上で殺され、投げ捨てられ

 

その犯人を追う、サスペンスといった感じの作品

 

だ。ラストは息詰まるような感じで、この読み物を

 

楽しんでやったという想いのあるぼくだった。

 

うーん、展開は単調だし、ずっと話が停滞して

 

いる印象だった。訳が高見浩で、それがよかったの

 

かな、と思う。

 

(読了日 2024年7・24(水)0:28)

              (鶴岡 卓哉)

 


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