文春文庫 2009年
この世の中に優れているにもかかわらず、人の目に触れることなく
終わる文章ってどれだけあるのだろう?
また、逆に、オチに「?」しかつかない、不思議ちゃんに遭遇した
かのようなエッセイもある。
回りくどいものもあったり、外国人の言葉遣いの稚拙なものもあった。
でも、どれも楽しく読めた。悪いところは悪いところなりに、咀嚼して
読んであげれば良いのだ。
「散歩とカツ丼」というカツ丼は永井荷風の散歩の途中で食べていた
「カツ丼」のこと。この店、今もあるのだろうか、他の人の文章でも
読んだことがある。いや、TVで見たのだったか。
おカネをたんまり貯金したまま、布団から這い出したまま死んでいたと
いう荷風さん。
10年版ベスト・エッセイ集。51人のプロ・アマの書き手の競演でした。
この世の中に優れているにもかかわらず、人の目に触れることなく
終わる文章ってどれだけあるのだろう?
また、逆に、オチに「?」しかつかない、不思議ちゃんに遭遇した
かのようなエッセイもある。
回りくどいものもあったり、外国人の言葉遣いの稚拙なものもあった。
でも、どれも楽しく読めた。悪いところは悪いところなりに、咀嚼して
読んであげれば良いのだ。
「散歩とカツ丼」というカツ丼は永井荷風の散歩の途中で食べていた
「カツ丼」のこと。この店、今もあるのだろうか、他の人の文章でも
読んだことがある。いや、TVで見たのだったか。
おカネをたんまり貯金したまま、布団から這い出したまま死んでいたと
いう荷風さん。
10年版ベスト・エッセイ集。51人のプロ・アマの書き手の競演でした。