古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

てっぺんで月を見る      沢野ひとし

2020-05-26 10:02:29 | 本の紹介
角川文庫     1989年

シーナさんがウスラバカだからウスラ沢野だ、といって

ウスラ沢野ウスラ沢野といっていた(書いていた)。

なんでウスラなのか、と思っていたら、どうやら、この

シーナ一派は家庭をかえりみないひとたちらしい。

火宅の人気取りでいるらしかったウスラ氏、では、結婚

などしなけりゃいいじゃないか、と思うのがふつーだ。

でも、そうなのだ、するから、ウスラなのだ。

ボクもたぶん、結婚したら家に帰りたくなくなるひとな

ので、絶対、しないのだ。そもそも女のひとが怖いのだ。

で、この本だが、山岳エッセイというべきもので、山に

関することが、自身の体験を踏まえて書かれている。

ボクは海も山もコワイ。もやし中年なので、なんで山に

登ろうとするのかわからない。山がそこにあるからだ、

というこたえはいかにもこたえになっていない。じゃあ、

ビルがあったら、登るのか? 木があったら登るのか?

うーん、よくわからなくなってきた、チーン……合掌。

               (鶴岡 卓哉)























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