古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ももこの21世紀日記 No.03    さくらももこ

2020-06-14 11:03:58 | さくらももこ
幻冬舎    2003年

No.02かと思っていたら、03だったという。宣

伝も多く、これはなんというか、ちびまる子ちゃ

んフリークが読むものなのか、と思ったりして、

ちなみに僕はTVでちびまる子ちゃんは見てい

ない。

すごく気になったのは、谷川俊太郎先生が使

われているという、十万円するセンコツ君と

いう器具。たぶん、たぶんですが、谷川先生

あなたは騙されています。それを買ったさく

らさん、あなたも騙されましたね。まあ、過ぎ

去ったはなしなので、べつにいいですが、

騙されるのはよくないですからね。

ゲームキューブにもハマっていたようで、ゲ

ームの話とか、バリバリ☆バリューっていう

番組の話とか、それはアリなんでしょうか?

いや、さくら先生が書いておられるんだから

アリなんでしょう。

古本で買ったんだが、こんな1Hで読めてしまう本

読まれていませんでしたよ、先生、チーンですね

……合掌。



































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半径500mの日常      群ようこ

2020-06-13 09:56:04 | 群ようこ
文春文庫     1991年

久しぶりに群女史のエッセイを読んだが、このころの

は実におもしろかった。

群さんはみミッキー吉野に似ていたらしいが、僕はその

昔、稲垣吾郎に似ているといわれて、そうかな、半年前

には高中正義に似ていると笑われていたのだが、と思い、

最近では、ケミストリーの川畑さんにそっくりだと言われ

たことがある。どうも、おもしろくない、ん、でも、考えてみ

ると川畑さんってぜんぜんイケメンじゃないや。

でも、みんな誰かしらに似ているらしい。女がカレシが誰

それに似ているといって見てみると目が悪いのじゃあない

か加藤剛じゃなくて、せんだみつお、だ(このへんは時代を

感じさせますね)というのには笑った。

今ではなくなったと思うのが女のバーゲンセールの死闘だ。

あれはあれで女は楽しんでいたと思うが、今じゃあ聞かな

いから、女のた戦いもなくなったのだろう。

「おばさん」といわれるようになって、沈んでいると、

タメの35歳の女が「おじさん」と呼ばれた、と言った

はなしには、うーん、僕もおばさんと言われないよう

にしよう? ん? おばさんはないな、いや、あるのか?

……いや、ないでしょう……チーン……合掌。

                (鶴岡 卓哉)





































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ももこの21世紀日記 No.01   さくらももこ

2020-06-12 10:04:10 | 本の紹介
絵日記的なものである。1Hくらいで一冊読めてしまった。

こち亀のことをヒロシがでば亀と言い間違えた、というと

ころがピークだったか。

読みやすいし、ポップだから、息抜きにはぴったりだ。

古本屋には五冊あったが、あとNo.02を買っただけで

やめたが、全部買っておけばよかったと後悔。

けど、定価だと1100円。これは高いのか、、、うーん、ど

うなんだろうねえ。

どうまとめて終わるのが正解なのだろうか。まるちゃん

ファン必読! だろうか。いや、僕にはわからないことが

多すぎる……チーン……合掌。








































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水域      椎名誠

2020-06-10 09:54:23 | 本の紹介
講談社     1990年

ようやく出会えた女ズーというキャラクターも死んでしまい、

シーナさん、それはないじゃないかと、フンマンやるかたな

い気持ちは抱きつつ、なんか心にぽっかりと穴があくほど

この物語にのめりこんでいる。

そして、言葉の話せない少年に出会う、ここでもテーマは

言葉ということになろう。言葉にすると、水という存在。この

骨太の物語に魅了されて五日、ボクの知の冒険も一応の

終点を見た、が、読み終わって気づいた、ズーの死も決して

ムダではなかった、あれは必要な死だったのだ、と。

新たに物語を語り継ぐための犠牲だったのだ、と。

ボクらは伝説を目の前にして初めて、小説の持つちからを

知ることとなる……合唱。

                  (鶴岡卓哉)






















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鶴岡たか スケッチ展  ちりさったさくら”春” 告知!

2020-06-09 14:38:38 | カフェ、ギャラリー
2020.6.16(火)より6.28(日)まで鶴岡たか

によるちりさったさくら”春”展を行います。

この度、コロナで失われてしまった感のあるさくら

ですが、それを、たかの手によって身近なものに

よみがえらせようという試みなのか。もう一度

さくらを楽しんでみようと思いませんか。優しいタッチ

で描かれるたかによるさくらに癒されほっとするもよし、

家にじゃ飾って楽しむもよし。とにかく、さくらにはなん

らかのちからがあるのは確かなようです。

ぜひ、お近くに来た際にはお立ち寄りください。

おいしいアイスコーヒー、ゆずジュースなどをご用意

してお待ちしております。

月曜日・休み AM10:00~PM5:00まで(ラストオーダーPM4:30)










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あやしい探検隊  台湾ニワトリ島乱入   椎名誠

2020-06-05 13:48:55 | 本の紹介
角川文庫     2016年

あやしい探検隊シリーズ、最新作にしてファイナル。

ニワトリのいる家で20人越えの合宿した模様を描いている。

シーナさんはよわい70を越えて、いまだ青春まっさかり、そ

れでも、探検隊はこれでおわり。

うーん、なんにでもおわりはあるよな、と思いつつ、怪しい雑魚

釣り隊にひきつがれてゆくのか、と思うと、エンドレスなのか、と

ちょっとワクワク的な。

僕がおとなになって、いっぱいで寝たのは十数年前、アパートに

住んでいた時に、その当時、17歳の青年らと雑魚寝して、上に

人に怒鳴り込まれたことがあるくらいである。うーん、あの時は

怖かったなあ。

それにしても、関係はあまりないのだが、坂本龍一教授のスゴさ、

読みながらかけていたのだが、アクの抜けた泉ピン子でさえ、

ドラマティックにみえてきたのであった、チーン、合掌。

                   (鶴岡卓哉)  




















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ひとりガサゴソ飲む夜は……     椎名誠

2020-06-02 11:56:00 | 本の紹介
角川文庫     2005年

どこか違うなあ、と思ったら、装丁も本内のイラストも

沢野さんじゃあないのだ。沢野さん死んじゃったのか

な、とネットで調べるとご存命だった、早とちりだった。

シーナさんは怒ってこそシーナさんである。イカってん

だぞ、ってなところにシーナ節の真骨頂があるのだろう。

で、この本であるが全編、シーナさんの酒愛にあふれて

いる、それもとくにビールに関してはなみなみならぬ愛

をおもちである。

僕は食事中に白ワインをちょっととたまにウィスキ-

を飲む程度で、酒は特に好きではないが、酒のかわ

りにクスリを飲んでいるので、ナチュラリっているの

かもしれない。

あぁ、そうだ、おばあちゃんもよくおなじはなしをな

んどもしていたのを思い出した……合掌。

































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