先日、冬の花として山茶花を紹介した。忘れていた花がある。木偏に冬、柊(ひいらぎ)である。11月終わりから12月初め頃の初冬に咲くようである▼写真1は先日、駆け足で訪れた元慶寺(がんけいじ)に咲いていた柊である。葉の縁に刺があるがこれを触るとヒリヒリと痛む(古語:疼(ひいら)ぐ)からの名前のようだ。写真2は娘夫婦が住む家に咲く柊の花である。元慶寺のものと同じで、どちらも葉に鋭い刺がある。家の柊の横にもう1つ、白い花を付ける木がある。これも柊の1種で丸葉柊と言うようだ。柊は鬼退治の話からくる魔除けの縁起物である。今住む我が家にも何本か植わっている▼駆け足で参拝と御朱印を済まそうと訪れた元慶寺だが待ち時間があり柊の花を撮影できた。御朱印を頂くところで参拝に来た私よりもう少し年配のオジサンが宿泊予定のホテルへ行く方法を訪ねていたためである。”この道を真っ直ぐ行くと1号線にぶつかる。そこを左に・・・”。”真っ直ぐですね・・・”と言う念押しを3回、聞いた。御朱印を貰った後、心配で急ぎ追って確認したが正しく進んでいて安心した。他人事とは思えない昨今である。
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