池波正太郎ワールドにハマって20年になる。池波作品を買い漁ることになったのは”真田太平記”がきっかけであることは前にも記した。今、何2度目の”真田太平記”読書をスタートしている▼以前からそうであるが小説はベットに入ってから眠るまで読んでいる。眠るためにベットに入るのがとても楽しみである。が、近頃は何ページも読まないうちに眠くってしまうので中々、進まない▼その真田太平記の一巻にこの寺”安楽寺”が出てくる。真田源二郎信繁(後の真田雪村)が高遠の戦いで負傷した向井佐平次(架空の人物?)を伴い訪れた場面である。後の関ヶ原の戦い時に西軍と東軍に分かれて戦うことになる長男が源三郎信幸(徳川側)で兄が三、弟が二と通常の名前の付け方が逆になっているのも面白い▼別所温泉は真田の隠れ湯とも言われることから考え安楽寺も含め、この辺りは真田の里を感じさせる。現存唯一の安楽寺八角三重塔(国宝)は見応えがある。写真1は境内で刈り込みされた木であるが塔に似させたかの気にさせる。写真4は境内で見つけたトンボである。真田の里で聞くもの・見るものは真田マジックが秘められているように感じられて仕方ない。その後の戦国の生き方で見せた戦略がそうさせるのだろうか▼眠るときに本を読む時に眠くなり2回、本を落とすと眠ると決めている。章が変わるなど区切りまで読もうと努力して無理やり読み眠ることがある。が、明くる日に続きを読もうとする時、?となる。さて今日は何ページも前に戻ることになるのだろう。
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